ベートーヴェン生誕250周年記念サイト
ベートーヴェンを聴くことが、未来の自分への投資につながる !?
クラシック音楽ファンの高齢化が問題視されている。このままではクラシックファンがいなくなってしまうという懸念もあるが、「大丈夫、70歳を超えると皆クラシック音楽を聴きたくなるものさ」と笑い飛ばす声も聞こえてくる。冗談はさておき、ある年齢以上になるとクラシック音楽を必要とするのはビジネスと関係があるように思える。社会的立場が上がれば付き合いの中で相応の文化的知識が求められるのは必然だ。映画やTVCMの中で使われることはもちろん、企業のスポンサードに於いてもクラシックコンサートは重要なアイテムだ。“クラシックを語れる素敵なビジネスパーソン”であることは、人脈を広げる上でも効果的だ。ところがワイン同様初心者が手を付けるのには敷居が高い。ワインであれば、カベルネ、メルロー、ピノ・ノワールにシャルドネといった主要葡萄品種を押さえることがポイントだ。クラシックに於いても同様に王道の作曲家を数人押さえておけば入り口としては十分なのだ。あとは好奇心と時間が後押ししてくれるに違いない。その王道にして最重要な作曲家こそがベートーヴェンだ。すべてのジャンルに於いて最高の作品を遺したベートーヴェンを知ることによって、他の作曲家たちの作品の価値やジャンルも見えてくる。まさにベートーヴェンが“ミスタークラシック”と言われる所以だろう。そして今年はベートーヴェンの生誕250年を祝うメモリアルイヤーとなればこれ以上のチャンスはない。未来の自分への投資として、ベートーヴェンに親しんでみてはいかがだろう。レッツ・エンジョイ・クラシック！
田中泰（音楽ジャーナリスト／プロデューサー）
カール・ベーム
『ベートーヴェン：交響曲第6番『田園』＆第8番』
¥3,080 (税込) UCCG-41004(MQA/UHQ) 発売中
気持ち良い朝にピッタリの音楽といえば交響曲第6番『田園』だ。
ベートーヴェンがこよなく愛したハイリゲンシュタットの田園風景が目に浮かぶ音楽が、心地よい1日のスタートをお約束。
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カルロス・クライバー
『ベートーヴェン: 交響曲第5番《運命》・第7番』
¥3,080 (税込) UCCG-41001(MQA/UHQ) 発売中
「運命」の冒頭についてベートーヴェンは「運命はこのように扉を叩くのだ」と言ったとか。
徹底的に無駄を排除した音楽は疾風怒濤の物凄さ。集中力に加えてやる気を喚起すること間違いなし。
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ラドゥ・ルプー
『ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第5番《皇帝》』
¥1,980 (税込) UCCD-90142(UHQ) 発売中
雄大な第1楽章から1転、優しく慰撫するような第2楽章を持つ『皇帝』には、物事を冷静に見極める効果がありそうだ。
続く第3楽章からは何者にも負けない勇気が得られるあたりがベートーヴェンの真骨頂！
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ダニエル・バレンボイム
『ベートーヴェン：ピアノソナタ全集』
¥14,300 (税込) UCCG-40116/28(MQA/UHQ) 12月16日発売
作品それぞれの個性が際立つのもベートーヴェンの特徴だ。
“旧約聖書新約聖書”に例えられる「ピアノソナタ全集」の32曲はアイデアの宝庫にして後世へのプレゼンのよう。
込められた想いを受け止めたい。
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ヴァリアス・アーティスト
『運命〜ベスト・オブ・ベートーヴェン』
¥2,200 (税込) UCCS-1271/2 発売中
“ミスター・クラシック”ベートーヴェンの魅力を俯瞰するならこの1枚。
膨大な数の傑作の中から選びぬかれた名曲中の名曲が、貴方の背中を力強く押ししてくれるに違いない。
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ヴァリアス・アーティスト
『2020ベートーヴェン新大全集』
123枚組直輸入盤オープン・プライス 483-6767 (解説は英語・独語のみ)発売中
ベートーヴェンを聴くということは、文学に置き換えればゲーテやシェイクスピアを読むのと同様だ。
そこから得られる知識や刺激はまさに破格。一生付き合い続けるに値する価値と喜びがここにある。
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