BIOGRAPHY

The Wildhearts


Wildhearts _bio3 ジンジャー(Vo、G)写真:右
ダニー・マコーマック (B)
クリス(CJ)ジャクダ- (G)
アンドリュー(スティディ)スティドルフ (Ds)

 

80年代中期イギリスを代表するロックバンド、The Quireboys゙に在籍していたジンジャーは90年代に入ろうとする寸前にそのThe Quireboysに解雇されThe Wildheartsを結成する。そこには現メンバーのジンジャーの他、CJそしてステディも在籍していた。
91年中頃、途中、ステディがバンドを離れるが違うドラマーによって記念すべきデビューEPが92年4月13日に「MONDO AKINBO A GO-GO」がイーストウエストUKよりリリース。
92年11月にはダブルEPとして「DON’T BE HAPPY...JUST WORRY」が「MONDO AKINBO A GO-GO」(新曲4曲を含むリミックス盤)と合わせてリリースされる。
そして93年8月31日に記念すべきデビューアルバム「EARTH VS THE WILDHEARTS」がリリース。その直後、ドラマーのステディに変わり元RADIOMOSCOWのリッチが加入。
94年7月、ギターのCJが脱退、後任にはサポートして元VAIのフロントマンだったデヴィン・タウンゼントが入る。94年12月12日には゛ファン・クラブ゛CDと称されるアルバム「FISHING FOR LUCKIES」を通信販売のみでリリース。

95年1月にデヴィン・タウンゼントの変わりにSENSELESS THINGSのフロントマン、マーク・ケッズが加入(但し正式メンバーではない)。95年5月22日にアルバム「p.h.u.q」がリリースされる。95年10月に正式ギタリストとしてジェフ・ストレートフィールドが入る。その直後10月8日から初の日本公演が名古屋クアトロからスタートし大成功を収める。(この日本公演でバンドを含めジンジャーは日本が大好きになったらしい)
96年5月20日「FISHING FOR MORE LUCKIES」をリリース。(94年に通販のみでリリースした「FISHING FOR LUCKIES」のリメイクCD、内容はオリジナルの2曲をカットし新曲6曲を加えたもので日本盤には”Beautiful Me…Beautiful You”や”29x The Pain”と”Weekend (5 Long Days)”の再録ヴァージョンがボーナス・トラックとして収録された。翌月にはバンドのアイドル的存在のAC/DCとヨーロッパツアーを敢行する。8月にはそのAC/DCとアメリカツアーも同行するが経済的な支援がレコード会社から得られず途中でツアーを終える。96年10月14日より2回目の日本ツアーを決行、西は大阪、北は北海道という少しずつだが日本での地位を拡大していく。その後11月末にイーストウエストUKとイーストウエストジャパンの両方から異なるベスト盤CDをリリースし97年には新たなレコードレーベル、マッシュルーム(日本ではBMG)と契約する。
97年9月20日から3回目の日本公演を行う、その後レーベル移籍後初のアルバム「ENDLESS,NAMELESS」が同年10月27日にリリースされる。その後バンドは活動停止状態に入り各個々のプロジェクトを進めることとなった。
98年1月25日にイーストウエストジャパンから4枚組のボックスセットがリリースされる。同年3月には日本のBMGより「Anthem The Single Tracks」をリリース。その後、ダニーはYo-Yo’sにリッチはInfedeklsのバンド活動に専念することになる。ジンジャーはBackyard babiesのドレゲン他とのプロジェクトSupershitt666そして自らのプロジェクトを山ほどスタートさせる。日本ではSilver Ginger5がリリースされたが彼が抱えたプロジェクトのCDを探し出すのは容易なことではない。
そして遂に2002年に最初のオリジナルメンバーでザ・ワイルドハーツがスタートした。そして未だ現存する??プロジェクトSilver Ginger5にはリッチがドラマーとして復活したらしい・・・。
オリジナルラインナップで復活したザ・ワイルドハーツは順風満帆に動き出したように見えたがフルアルバムを作成する前、ツアー中にダニー(B)のリタイアという悲劇を迎える。結局のところ今回のアルバムではダニーは休暇を取りジンジャー自らベースを弾くことになった。ツアー等のコンサートではシルバージンジャー5でベースを弾いていたジョン・プールが代役として参加。ダニー抜きでも遜色の無いステージ・アクトを見せてくれた。ニューアルバム発売前のUKツアーではロンドン公演を始め各地でチケットがソールドアウトになるくらいの人気ぶりを発揮!
そしてこのアルバムを発売後、ヨーロッパ各地でのフェスティヴァルや単独公演も決定し2003年12月には日本各地でツアーを行う!その後も休むことなく兼ねてから親交の深いダークネスと全米そしてヨーロッパツアー中を行い、夏には日本で恒例になったフェスティヴァルSummer Sonic 04にダークネスの代わりに急遽参加。(ダークネスがバンドの都合上来日キャンセルになったため)ここでも彼らの本番に強いところを見せることとなりダークネスの穴埋めどころかそれをも上回る大盛り上がりのショーを披露した。
今回のライヴ・アルバム「ザ・ワイルドハーツ・ストライク・バック」はダークネスとのヨーロッパツアー中に各地で収録。UK盤ではエンハンスト映像でPVを数曲収録しているが、日本盤は今年参加したSummer Sonic 04での模様を2曲収録。このフェスティヴァルに参加したファンはどこかに自分が映っているかもしれないということで是非画面の端から端まで探して欲しい!