マシューのコメント付きプレイリスト公開!

2020.03.09 TOPICS

膨大なディズニー楽曲の中からセレクトした10曲について、マシュー本人がその理由と魅力を熱く語ったコメント付きのプレイリストがSpotify、LINE MUSICで公開中です。

 
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本人コメント

1. フレンド・ライク・ミー(『アラジン』より)

「フレンド・ライク・ミー」は実に象徴的な一曲だと思う。
映画『アラジン』でこの歌を披露するロビン・ウィリアムズの名演は誰もが覚えているし愛してやまない。だから僕としても、彼の比類なき才能と名演と肩を並べなきゃいけないというのは大変だった。でも同時に、最も楽しく歌えた歌でもある。あんなに楽しいレコーディングは初めてだったよ。というのも、いろいろなキャラクターが登場して、展開が豊富な曲だからね。1曲の中で様々なキャラクターになり切ることができる。つまり様々な声色を出せるということだ。自分でも思ってもみなかった声が自然と出て、本当に楽しかった。活気に満ちた大好きな曲さ。ライヴで歌う時は、大勢のダンサーを登場させて大掛かりな演出で盛り上げたいな。今からライヴで歌うのが楽しみだよ。

2. ゴー・ザ・ディスタンス(『ヘラクレス』より)

『ヘラクレス』からの「ゴー・ザ・ディスタンス」もディズニーを代表する一曲だと思う。この曲を歌うにあたって、映画でこの曲を歌ったロジャー・バートというブロードウェイ俳優を思い浮かべたんだ。映画を観た当時は彼のことを知らなかったんだけど、この仕事をするようになって親しくさせて貰って、今でも彼に会うとその才能に圧倒されるよ。どの曲もそうだけど、この曲は特に自分らしさを出したいと思った。またアレンジ面ではマムフォード&サンズをイメージした。フォークっぽく、ギターを主体に脈打つビートで、主人公の物語を伝えたかった。自分が愛する人とふたたび一緒になれるまで必死に頑張る。どんな目標を掲げようと、そこを目指す堅い決意が込められた歌だと思う。

3. 君はともだち(『トイ・ストーリー』より)

『トイ・ストーリー』からの「君はともだち」は遊び心に溢れた曲だけど、その根底にある意味合いを表現したかった。僕が思うに、人は誰もが帰属意識を持ちたいと思っている。でも孤独な人は多い。例えば、職場に行って机に座ってコンピュータの画面ばかり見て、話す相手や友達と呼べる人がいないという風にね。この曲は、生きる上で友情がいかに大切かを教えてくれる曲で、自分を大切にするだけでなく、自分の周りも大切にし、周りと共に成長することが大事だと伝えている。またそうすることで、みんながより良い人間になれると思うんだ。さらに、この曲には個人的にも特別な思い入れがある。息子が一番好きな映画作品なんだよね。1作目から4作目まで全部(笑)この曲を歌ってあげると心から喜んでくれるんだ。今では夜寝かしつける時、彼に歌ってあげる曲にすっかり定着したよ。

4. ホール・ニュー・ワールド(『アラジン』より)

『アラジン』からの「ホール・ニュー・ワールド」はディズニーの究極のラブソングだと思う。全ての恋人たちのためにある曲だ。また個人的にも思い入れがあるのは、妻が一番好きな曲だからだ。彼女は子供のころにジャスミンの仮装をよくしたそうだ。そんな彼女を想像するだけで幸せな気持ちになる。また今回親愛なる友人でもあるショシャナ・ビーンと一緒に歌うことができたのも嬉しかった。アメリカで非常に人気があり、これからの活躍が期待されるシンガーで、圧巻の歌唱力を聴かせてくれているよ。実は彼女と今回なかなか面白いアレンジを試みたんだ。少し変拍子を取り入れている。元々は4分の4拍子の曲なんだけどI can show you the world ~♪それをあえて8分の7拍子で歌っていて、対照的なテンポで、全く新しい解釈を加えている。仕上がりに満足しているので、みんなも気に入ってくれると嬉しいよ。

5. もし象が空を飛べたら(『ダンボ』より)

「もし象が空を飛べたら」はもちろん映画『ダンボ』からの曲で、古いアニメ作品の実写版が最近公開されたばかりだよね。この曲は世の疑り深い人達に向けた曲だよ。「象が空を飛ぶなんて実際にこの目で見るまでは眉唾物だ」と歌っているわけだからね。もちろん物事を疑ってかかることも大切だけど、あまり慎重になり過ぎないように気を付けなきゃいけないと思う。奇跡や魔法を信じることも大切だ。夢と同じくらい信じて然るべきものだと思う。
また、この曲が僕にとって特別なのは、正直今回のアルバムを作るまではこの曲のことを知らなくて、新たに覚えなきゃいけない曲だったんだけど、今回アルバムを作るにあたって 膨大なディズニーのカタログの中に見落としている名曲がないか調べた時に、この曲と出会ったからだ。実写版の公開に影響された部分もあるかな。ロック調に歌えたのも楽しかったな。レコーディングでは初めてのことだったんだけど、普段よりも野性味を込めて歌っているよ。その辺りをぜひ楽しんでほしいな。

6. 右から2番目の星(『ピーター・パン』より)

「右から2番目の星」は『ピーター・パン』からの曲で、この曲がなぜ僕にとって特別かというと、「glee / グリー」を終えて直ぐにブロードウェイに戻った際、最初に出演したミュージカル作品が『ファインディング・ネバーランド』だったからだ。『ピーター・パン』の著者ジェームス・マシュー・バリーの物語で、誰もが知っているあの物語の登場人物の数々が、どのようにして彼の中で誕生したのかを描いている。僕はすっかり『ピーター・パン』の物語、そして自分の内なる子供らしさを大切にするべきだというメッセージに魅了されたよ。大人になるとどうしても仕事や親としての責任や忙しさに振り回され、自分のことをついつい後回しにしてしまう。自分の中の好奇心を蔑ろにしてしまう・・・この曲は自分たちに「ネバーランドはきっと存在する」と思い出させてくれる曲なんだ。日々の心配事や煩わしさを忘れさせてくれる場所が、自分の心の中にあって、それを大切に育むべきだってね。

7. 夢はひそかに(『シンデレラ』より)

「夢はひそかに」は名作『シンデレラ』からの一曲で、シンプルな曲ながら込められているメッセージが奥深い。誰もが夢や希望を持っているわけだけど、それをどうやって叶えればいいのかということだ。多くの人は夢のために戦わないといけないと思っていて、必死になって努力をしている。でももう少し肩の力を抜いてもいいんじゃないかな。夢や希望を持つのは大切だけど、今を生きることも大事で、叶えるまでの道のりをもっと楽しむべきだってことを、この歌は伝えようとしているんだと思う。

8. ユール・ビー・イン・マイ・ハート(『ターザン』より)

『ターザン』からの「ユール・ビー・イン・マイ・ハート」は今作で最も挑戦しがいがあった曲だと思う。というのも、この曲は歌っているフィル・コリンズと切っても切れない曲で、 それをいかに自分らしく歌うかというのが最大の課題だったからだ。この曲に込められた想いというのは本当に美しくて、僕には父親が息子に語りかけているように聞こえる。実際自分も父親になったことで、この曲の歌詞が益々心に響くようになった。歌う時も、耳にした時も、感情が自然と込み上げてくる。無償の愛を歌っていて、歌うのが大好きな曲なんだ。
子供の頃に聴くのも歌うのも好きだった曲だけど、父親になった今はまた新しい意味を持つようになった。僕の中では特別な一曲だよ。

9. 星に願いを(『ピノキオ』より)

「星に願いを」は1940年公開の傑作『ピノキオ』からの曲で、僕自身も大好きな曲だよ。ディズニー映画が始まる前に必ず流れる曲だから、みんな一度は耳にしたことがあるはずだと思う。お城の上をティンカー・ベルが飛んで流れるお馴染みのメロディー ~♪ 僕にとっては、パークを連想させてくれる曲でもある。ディズニー・ランドに、ディズニー・ワールド・・・東京ディズニー・リゾートにもいつか絶対に行きた。パークに行くとあの曲をよく耳にする。間違いなくディズニーを象徴する曲だ。きっと誰もが感情が揺さぶられる曲だからだと思う。みんなまずメロディーに魅了されるんだけど、歌詞を聴くとさらに感動を呼ぶ。おそらくこれまで書かれた曲で、最もメロディーが美しい曲の一つだと思う。

10. ジッパ・ディー・ドゥー・ダー/ザ・ベアー・ネセシティ
(『スプラッシュ・マウンテン』/『ジャングル・ブック』より)

『glee / グリー』に出演していた際、しょっちゅうマッシュアップをやっていた。だから今作にもマッシュアップを絶対に入れたいと思っていて、それにぴったりの曲を見つけることができた。「ジッパ・ディー・ドゥー・ダー」と「ザ・ベアー・ネセシティ」2曲ともディズニーを代表する曲で、どちらも大好きな曲だ。「ザ・ベアー・ネセシティ」は子供の頃に好きで、いつも歌っていたのを覚えている。幸せになるのに多くは要らない。最低必需品さえあれば十分なんだっていう歌で、そこに惹かれる。例えば息子に流行りのおもちゃを買ってあげても、彼は木の枝で遊んでいたほうが楽しかったりする。子供を喜ばすのに、多くのものは必要ない。きっと自分の幸せもそうだと思う。「ジッパ・ディー・ドゥー・ダー」のほうは、思わず指を鳴らしたくなるような気ままな歌で、何事においても、深く考え過ぎなくていいんだっていうことを思い出させてくれる曲だ。気ままに、お互いのことを思いやって、楽しむことが大事なんだよね。だからみんなにも是非楽しんで、これらの曲を聴いてほしいな。