『John Williams in Tokyo』推薦コメント


 

ジョン・ウィリアムズが昨年9月に30年ぶりに来日し行ったコンサートを収めたライヴ・アルバム『John Williams in Tokyo』。

サイトウ・キネン・オーケストラとの初共演となり大きな話題を集めたコンサートに足を運ばれた皆さまより、推薦コメントをお寄せいただきました。 (50音順・敬称略)

 

石塚真一 (漫画家)

勇敢、颯爽、快活、前進、、、音楽の中にスーパーマンを見たし、インディ・ジョーンズも、ダースベイダーも見た。
ジョン・ウィリアムズの音楽に自分の人生は彩られていたんだと知りました。
歴史的イベントに立ち会ったことがあるか?と問われたら、僕はあの日のコンサートのことを話すと思う。

 

上原ひろみ (ピアニスト)

そこに居合わせた全員が、毎秒を噛み締め、その瞬間を生きる。
素晴らしい友情に基づく、感謝と敬意に溢れたこのコンサートは、音楽は人と人を繋ぐ本当に美しいものだと証明してくれた。
指揮台に立ち、音楽というフォースを操り、どんどんエネルギーを高めていくジョン・ウィリアムズ氏は、ジェダイのようだった。

Photo:Mitsuru Nishimura

 

亀田誠治 (音楽プロデューサー/ベーシスト)

ジョン・ウィリアムズの音楽が好きだ。
好きで好きでしょうがない。ハリウッド・ボウルでのコンサートをL.A.まで観に行ったこともある。
だから今回の来日公演は絶対に外せなかった。
繊細なピアニシモから煌めくファンファーレまで、幸せそうにサイトウ・キネン・オーケストラを響かせるジョン。
ジョンの音楽は永遠だ。

 

長谷川博己 (俳優)

映画における音楽の力を知ったのはジョン・ウィリアムズが初めてかもしれない。
曲を聞くとその映画のシーンが浮かぶのはもちろん、自分の生きてきた過去までが見えてくる。

幼少期の記憶と共にジョン・ウィリアムズの音楽があった。

壇上で放つ彼の優しさとエンターテイメントに対する愛を感じて、会場にいた童心に戻ったかのような大人達と共に、映画音楽との一体感に感動した。