ジャズレーベル紹介 ジャズレーベル紹介

ジャズレーベル紹介

概要

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impulse! / インパルス

【創立】1960年
【創立者】クリード・テイラー/ボブ・シール
【創立地】サンタモニカ
【主要アーティスト】ジョン・コルトレーン/アルバート・アイラー/キース・ジャレット 他

ヒストリー

インパルスは激動の1960年代を反映した名門レーベル。フリー・ジャズのムーブメントをリアルタイムに捉えたレーベルとして有名で、それ以外にもスウィングからモダンまで多彩なビッグ・ネームのアルバムを録音している。1960年にABCパラマウント傘下のジャズ・レーベルとしてスタート。当初はクリード・テイラーがプロデューサーを務めたが、同年秋にボブ・シールと交替。シールは60年代にインパルスの最盛期を築き上げ、69年に独立している。レーベルを代表するアーティストの筆頭はジョン・コルトレーンである。コルトレーンは60年代最強といわれる「黄金のカルテット」で、『至上の愛』『バラード』などやクインテットで『ライヴ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード』、本格的にフリー・ジャズに挑んだ集団即興による『アセンション』などの不滅の名作を多数録音。徐々にフリーへ傾倒しながら激しさを増して行く過程が記録されている。アルバート・アイラーの『グリニッジ・ヴィレッジのアルバート・アイラー』『ラヴ・クライ』などもフリーの最重要作である。その他、アーチー・シェップ、オーネット・コールマン、チャーリー・ヘイデン、ファラオ・サンダースなどもフリー・ジャズ時代を代表する名作を録音。フリーの他にも、ギル・エヴァンス、カウント・ベイシー、チャールス・ミンガス、マッコイ・タイナー、ソニー・ロリンズ、オリヴァー・ネルソン、ガトー・バルビエリ、ジョニー・ハートマンなど数々のアーティストが彼らの代表アルバムを残している。70年代に入ると、キース・ジャレットがアメリカン・カルテットで『生と死の幻想』『宝島』などの名作をリリースする。その後、インパルスは新録音を休止するが、87年に再開。ジャック・ディジョネット、マイケル・ブレッカー、マッコイ・タイナー、ホレス・シルヴァーなどが新作を発表し、新たな話題を呼んでいる。

関連サイト

【インパルス・ザ・マスターワークス】

2020年 インパルス・レーベル創立60周年記念シリーズ「インパルス・ザ・マスターワークス on ハイレゾCD」
特設サイト:https://www.universal-music.co.jp/jazz/impulse-masterworks/


  • http://www.riaj.or.jp/
  • http://www.universal-music.co.jp/faq/legal/
  • http://www.stopillegaldownload.jp/
  • http://www.riaj.or.jp/lmark/