2017年5月13日発売の『ギター・マガジン2017年6月号』はチャック・ベリー大特集

2017.05.12 MEDIA - MAGAZINE

 

2017年5月13日発売の『ギター・マガジン2017年6月号』はチャック・ベリー大特集です。

 

ロックンロールを創り上げた巨人の偉業を

112ページの大ボリュームで徹底的に掘り下げた

永久保存版でお送りするチャック・ベリー追悼特集!

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■総力特集

1926-2017

追悼 チャック・ベリー

不滅のロックンロール魂

 

 2017年3月18日、ある男が90年の生涯を閉じた。音楽史を塗り替えるどキャッチーなあのイントロを世に広めたり、ステージ上でアヒルのように動き回る名アクションを残したり、目ん玉をひんむいてシャウトしたりした。かと思えば、とびきり素敵な言葉を紡ぐ詩人でもあった。

 そんな彼をひと言でまとめてしまう、便利な言葉がある。“ロックンロール”。熱いハートとギターさえあれば、誰でも世界を変える資格がある。それを自ら実践し、教えてくれたのが彼だった。そのロックンロールの象徴が、ついに、ついに死んじまった―。

 しかし、彼がこの世から去っても、僕らの中にはあのロックンロールが鳴り続ける。その魂は不滅ってわけだ。それを発明した大巨人を、後世に語り継ぎたい。たった1冊で追い切れるわけでもないが、最大のリスペクトを込めてこの特集を捧げよう。
 失礼、彼の名前を書き忘れていた。その名は、チャック・ベリー。不滅のロックンロール魂を宿した、最高にイカしたギター弾きである。

 

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●Portrait Of Chuck Berry 〜ロックンロールの軌跡

  我々ギタリストにとって最も尊敬すべきアイドルがついにこの世を去った。知らぬ間に“不死身”とさえ錯覚してしまっていたその男の名は、チャック・ベリー。ロックンロールを創りあげた重要人物を失うことは、ギタリストにとって、そして音楽界全体にとってあまりにも大きな損失だ。しかし、ひとりの人間が残したとは思えない膨大なギフトが我々にはある。彼がロック界、ギター界、ひいてはこの世界に与えてくれた多大な影響に感謝を込め、偉大なるロックンローラーの人生を写真とともに振り返っていこう。

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●ロックンロール史上、最も偉大な4小節

 ロックンロール史上、最も偉大な4小節とは何だろう? ハイウェイをかっ飛ばす爽快感と煙たい不良の匂いが同居した、「ジョニー・B.グッド」である。ハンパじゃないエネルギーを持ったこのフレーズを、あの世のチャックに届くくらいの超爆音で鳴らしていただければ幸いである。

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●日本のロックンローラーが語るチャックの魅力

 チャック・ベリー・グラフィティに続き、ここからは日本屈指のロックンローラーたちにチャック・ベリーの魅力を語り尽くしてもらおう。彼らの愛聴盤もチェックすべし!

 仲井戸“CHABO”麗市/真島昌利/JIM&TAXMAN/志磨遼平

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●緊急アンケート! 「あのイントロ」に名前をつけるなら?

 世界で最も有名なイントロのひとつと言える「ジョニーB.グッド」の“あの”フレーズ。似たイントロの曲をあげればキリがないほど、チャック十八番の一発なのだが、よく考えるとアレには名前が付いていない。というわけで、さまざまな人たちに命名していただきました!

 甲本ヒロト/真島昌利/奥田民生/マーティ・フリードマン/いとうせいこう/JIM/TAXMAN/志磨遼平/ちゃんまい/有馬和樹/牛尾健太

 

●本人の言葉から探るチャック・ベリーのルーツ

 大のインタビュー嫌いのチャックだが、過去のインタビューをもとに、彼のルーツを掘り下げていく。

●ダニー(ザ50回転ズ)のチャック・リックこんにちは!

ザ50回転ズのギター/ボーカリストであり、同時にチャック・ベリー研究家として名をはせる(?)ダニーがお届けする奏法分析コーナー! チャックが得意としたギター・プレイの数々を考察していこう。 

 

 【特報!!!】ギター・スコアは「ジョニー・B.グッド」祭り!

 チャック・ベリー大特集にちなんで、数あるカバーの中から、ジミ・ヘンドリックス版やジューダス・プリーストver.など、個性溢れる3曲をスコア化! 特筆すべきは映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の劇中カバー版。実際のライブ・シーンで流れているものを採譜したので、その違いを楽しんでほしい!

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The Instruments
漂う気品と無骨な美学
ES-355にあこがれて

 1958年に、ギブソン・セミ・アコースティック・ギターの定番モデルES-335の上位機種として誕生したES-355。ゴージャスで気品溢れるパーツに身を包み、その美しい見た目とは裏腹に男らしい無骨なサウンドを生み出すこのモデルは、ロックを始め、幅広いジャンルのギタリストから愛されてきた。最新モデルの試奏や、ES-355の基礎知識、ヒストリー、ES-355を愛してきたギタリストたちなど、全34ページにわたり紹介する。

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<その他のコンテンツも盛りだくさん!>

《雑誌》

『ギター・マガジン 2016年6月号』

発売:5月13日

定価:(本体762円+税)

仕様:A4変型判/242ページ

詳細はこちら http://www.rittor-music.co.jp/magazine/gm/