新作『J.S.バッハ:イギリス組曲 第1番~第3番 他』リリース決定!

2021.08.06 TOPICS

1955年ショパン国際ピアノ・コンクールにて世界にその名を知らしめ、卓越した技術と磨き抜かれた音色で数々の名盤を残した伝説のピアニスト、ウラディーミル・アシュケナージ。昨年1月にコンサート活動からの引退を表明して以来、初めてのアルバムがリリースされることが決定。発売に先立ち「イギリス組曲第1番 イ長調 BWV806よりプレリュード」が先行配信されている。

『J.S.バッハ:フランス組曲 全曲』以来4年ぶりのリリースとなる今作には、バッハの3つのイギリス組曲を新録。また、20代のアシュケナージが初めてバッハの作品を録音し、世界的なピアニストとして名声を確立した1965年のデイヴィッド・ジンマン指揮ロンドン交響楽団との共演「ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 BWV1052」のリマスター版をカップリング。レジェンドによる円熟味が増した演奏と若きアシュケナージのピアニズムが同時に味わえる貴重な作品となっている。

アシュケナージは「バッハの後では、私は何もできない」と、生涯を共にしたJ.S.バッハの作品に敬意を表したコメントを寄せている。

アシュケナージ引退表明のニュースは世界中を駆け巡り、多くのファンからその引退が惜しまれた。彼の演奏を生のコンサートで聴くことは叶わぬだけに、ファン待望のリリースとなる。

 

『J.S.バッハ:イギリス組曲 第1番~第3番 他』
2021年10月15日(水)発売
国内盤:MQA-CD x UHQCD 2枚組
UCCD-45014/5 定価¥3,520

♪購入・ストリーミング

<収録曲>
CD1
1. イギリス組曲第1番 イ長調 BWV806
2. イギリス組曲第2番 イ短調 BWV807
3. イギリス組曲第3番 ト長調 BWV808
CD 2
4. 4.ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 BWV1052

ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)
ロンドン交響楽団/指揮:デイヴィッド・ジンマン(CD2)
録音:
2019年4月5日~7日 サフォーク、ポットンホール(CD1)
1965年1月1日~5日 ロンドン、キングズウェイホール(CD2)
MQA:88.2kHz/24bit