BIOGRAPHY

TRISHA YEARWOOD / トリーシャ・イヤウッド


1964年9月19日、ジョージア州モンティセロで、父は銀行員、母は教師という中流家庭に生まれる。幼少時から、その歌唱力が評判になるほどの歌好き。ナッシュヴィルのベルモント・カレッジでミュージック・ビジネスを専攻、85年卒業後は、MTMレコードに入社、パブリシティを担当するようになる。同社で働きながら、デモ・シンガーとしてのキャリアをスタートさせる。業界向けのショウ・ケース・ライヴで実力を認められ、MCAレコーズと契約。91年に発表したデビュー・アルバム『トリーシャ・イヤウッド』が大ヒット、セールスはダブル・プラチナを記録、一躍スターダムに。翌年セカンド・アルバム『ハーツ・イン・アーマー』もプラチナ・セールスを記録、彼女をイメージして作られたレブロンの香水のCMにも出演。また、彼女のサクセス・ストーリーをつづったノン・フィクションが有名なジャーナリスト=リサ・カバニックにより発表、ベスト・セラーを記録。93年サード・アルバム『ザ・ソング・リメンバーズ・ホエン』も、プラチナ・セールス、翌94年には、マーヴェリックスのベーシスト、ロバート・レイノルズと結婚。95年4thアルバム『セント・クラウドの幻』(プラチナ)、96年5th『エヴリバディ・ノウズ』(プラチナ)を発表。アトランタ夏期オリンピックの閉会式で、2億6千万人の聴衆を前にアカペラを熱唱。昨年には、初めてのグレイテスト・ヒッツ・アルバム『ソング・ブック』をリリースし、同アルバム収録の「ハウ・ドゥ・アイ・リヴ」(ダイアン・ウォレン作曲)が映画「コン・エアー」の主題歌としても大ヒット。98年通算8枚目にあたる『ホエア・ユア・ロード・リーズ』をリリース。第40回グラミー賞でも、2部門を受賞。その他受賞歴は、枚挙にいとまがなく、彼女の歌唱力とナチュラル・ヴォイスが常に高い評価と人気を集めていることが伺える。いまや、押しも押されぬ、アメリカを代表するスターの一人。トリーシャがサントラに曲を提供した(ダイアン・ウォーレン作曲の新曲「ユア・ホエア・アイ・ビロング」)映画「スチュアート・リトル」は全米興行収入2週連続NO. 1。2000年にはブルース・スプリングスティーン、リンダ・ロンシュタットのカヴァーなどを含む『リアル・ライヴ・ウーマン』をリリース、勿論アメリカではミリオン・セールスを記録。現在、アニメのナレーション、TVドラマに女優としてデビューするなど活躍の場を広げている。