BIOGRAPHY

TRICKY


イギリス、ブリストル生まれ。18歳の時地元のDJ集団ワイルド・バンチに参加し、マッシヴ・アタックに出会う。91年マッシヴ・アタックのデビュー・アルバム『ブルー・ラインズ』に参加。93年ヴォーカリストにマルティナを起用して作った曲「アフターマス」をブリストルで1,000枚限定リリース、これを聴いたFourth & Broadwayがサイン。95年2月デビュー・アルバム『マキシンクェーイ』リリース、全英アルバム・チャート3位。英音楽各誌の年間ベスト・アルバムに選出され、マーキュリー・ミュージック・プライズにノミネートされた。96年には自身のレーベルDurban Poisonからプロジェクト・アルバム『ニアリー・ゴッド』やEPを、同年11月にはジャマイカ録音の2ndアルバム『プレ・ミレニアム・テンション』を、とハイペースで作品をリリース。97年にはリュック・ベッソン監督映画「フィフス・エレメント」に出演。活動のベースを完全にニューヨークに移し、98年3rdアルバム『ANGELS WITH DIRTY FACES』リリース。PJハーヴェイがヴォーカルを執った曲がシングルになった。99年の4thアルバム『ジャクスタポウズ』は、サイプレス・ヒルのDJマグスとの共作。この年のFuji Rock Festivalで待望の初来日公演を果たす。張り詰めたテンション、最小限の照明、優れた演奏力を持つバンドを伴って展開されるライヴは、多くの人にFRFでのベスト・ライヴと評価された。その後Hollywoodレーベルに移籍、2001年『ブロウバック』リリース、再びFuji Rock Festival出演。