11月3日に行われたLA公演のライヴ・レポート到着!

2016.11.09 TOPICS

ロサンゼルスの老舗クラブ、トルバドールでの公演を完売にしてから約1年、11月3日(木)、ザ・ストラッツがハリウッドにあるフォンダ・シアターでショウを行った。わずか500人しか入れないトルバドールと比べて、ここはスタンディングのフロアの他に2階席もある1,200人収容の劇場だ。1年で観客数が倍以上に増えたのは、イギリスからロサンゼルスに住居を移してライヴ活動を精力的に行ってきた成果だろう。
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 客層はメンバー達よりも年上の30代、40代が多めで男女比は半々ぐらい。もちろん若者達もいて、20代の女性達はみんな揃ってモデルのようにお洒落だ。ザ・ストラッツはクイーンなどを聴いていた年配のロック・ファンの支持を集めているばかりでなく、若者達にはクールでお洒落なロック・バンドとして愛されているようだ。だが、この夜一番ファッショナブルだったのは、やはりヴォーカルのルーク。キラキラのスパンコールのシャツで登場した後は、中盤で黒光りするマントのようなトップスに着替え、アンコールでは銀のスパンコールハットとジャケット姿で登場した。
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 ルークのスタイルからグラムロック・バンドと称されることが多い彼らだが、そのライヴは直球のロックンロールだ。ガレージ・ロックのような荒々しさと生々しさも備えていて、とにかく熱い。オープニングの“Put Your Hands Up”から、4人は一丸となって会場を熱狂の渦に巻き込んだ。ルークはステージ上を動き回って歌いながら、「カモン!」、「歌え!」と煽り、観客も全力の歌声で応酬。3曲目の“Could Have Been Me”の大合唱で、すでにハイライトを迎えたかのような盛り上がりを見せた。ルークは全ての曲で観客を参加させようとしていて、曲を始める前や曲の途中で何度も「オーオーオーオー!」や「オーイェー!」と観客に歌わせる。その度に強力な一体感が感じられて、すごく楽しい。本編最後の“Only Just a Call Away”では、大量の紙吹雪がステージから噴出、その後のアンコールは4人が横一列にならび、アコースティックで“ She Makes Me Feel Like”を披露。しかしショウはそこで終わらず、一旦ステージを後にしたルークが前述の帽子とジャケット姿で現れ、“Where Did She Go”で再び大合唱を巻き起こして幕を閉じた。次のロサンゼルス公演はどこまでビッグになっているか、今から楽しみでならない。(鈴木美穂)
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