BIOGRAPHY

ザ・モス / The Moss


ザ・モスは オアフ島で誕生し、ハワイの海岸からアメリカのユタ州へと活動を広げているバンドだ。10代の頃友達だったタイク・ジェームズ(ボーカル/ギター)とアディソン・シャープ(ギター)は、オアフの海岸でサーフィンを楽しむ合間に、地元のキッチンカーでタコスを食べながらセレナーデを演奏するようになった。拠点をユタ州のグレート・ソルト・レイクに移し、ウィリー・フォウラー(ドラム)、ケイデン・ジャクソン(ベース)が加わり、そこからザ・モスというバンドが発足した。グレート・ソルト・レイクにとって大きな意味のあるキルビー・コートなどのステージに立つようになった。モダン・インディーと60年代ブルースを融合させた彼らのライブは、目を見張るような高揚感があった。

彼らは、リスナーがどのようにザ・モスの音楽に接するかは関係なく、ただ何か音楽から感じるものがあってほしいと願っている。ザ・モスのライブ・パフォーマンスを魅力的にしているのは、彼らと観客の動的な関係なのだ。「何をするにしても、ライブで演奏するのが楽しい曲にしたいんだ。」とフォウラーは自身の音楽について語る。「ライブを観たいと思わせるバンドであることが、僕らの誇りなんだ。」

ニュー・シングル「Insomnia」は、オルタナ系の主要ラジオ局から大きな支持を得てブレイクし、Spotify U.S. Viral 50チャートにランクインした。「この歌は、恋愛の通過点についてのほろ苦い歌だよ。離れていると夜も眠れなくなるような気持ちを歌ってるんだ。」とジェームズは語った。

Photo: Shervin Lainez