BIOGRAPHY

タンク・アンド・ザ・バンガス/Tank and the Bangas

タリオナ”タンク”ボール(vo)
アルバート・アレンバック(sax, fl)
ノーマン・スペンス(keys)
ジョシュア・ジョンソン(ds)


ニューオーリンズ出身のタンク・アンド・ザ・バンガスは、たくさんの壮大な音楽の伝統に囲まれている4人組で、様々な音楽スタイル ― “燃えるようなソウル、巧妙なヒップホップ、深みのあるR&Bから軽妙なジャズ” までをひとつにまとめあげながら、それらがすべてニューオーリンズ音楽だったことを人々に想起させながらも独自のスタイルを保っている珍しいバンドだ。

2011年のオープン・マイク・ナイトでゆるいコラボとして始まったものが、ものすごくスピードを加速させ魅惑的な音楽の力へと成長した。バンド・キャリア初期に、ニューオーリンズ・ジャズ&ヘリテッジ・フェスティバルへの出演で注目を集め、地元外へのツアーで評判も積み上げた。ライヴ・ショウのスタイルを確立した上で、2013年にアルバム『Think Tank』をリリース。観客は熱心なファンへと変わり、New Orleans AdvocateからThe New York Timesまで批評家からも絶賛されるようになる。

2017年にNPRのタイニー・デスク・コンテストで満場一致の称賛を受け優勝。6,000人の参加者の中で際立っていたのは、ボブ・ボイレンの言葉を借りると「彼らのリリシズムの深さとプレーヤーの多様性」。その特性にヴァ―ヴ・レコードも注目、魅力と感じ、契約に至る。

2019年にはメジャー・デビュー作『グリーン・バルーン』をリリース。2020年にはグラミー賞の最優秀新人にノミネートされるなど、一躍スターダムへの階段を上り始め、「最も素晴らしいライヴ・バンド」と各紙から称賛を集め続けている。