BIOGRAPHY

TALVIN SINGH / タルヴィン・シン


Talvin 01
Photo by Farok Chotia

1970年ロンドン生まれ、イースト・ロンドン育ちのインド系2世。15歳の時学校を中退してインドに渡り、インドのクラシック楽器タブラを学ぶ。タブラ奏者としてはこれまでにマッシヴ・アタック、ビョーク、サン・ラ、コートニー・パイン、コールド・カットなどのツアーやアルバムに参加。クラシック・ミュージシャンとも共演する。DJ/プロデューサーとして、”アノーカ(ANOKHA=ユニークという意味)”というパーティをロンドンのクラブで主宰(ビョーク、トリッキー、パルプのジャーヴィス・コッカーなどが常連だった)。97年にこのパーティの名を冠したタルヴィン編集のコンピレーション『アノーカ=Future Soundz of India』(日本盤は98年)がリリースされ、日本でもこのDJイベントが行なわれた。リミキサーとしてはマドンナ、坂本龍一、ブロンディなどを手掛けている。98年初ソロ・アルバム『O.K.』リリース。ネーネーズ、坂本龍一、ビル・ラズウェル、アジズ・イブラヒム(exストーン・ローゼズ)、クリーヴランド・ワトキスやインドの若手ミュージシャンなどをゲストに迎え、世界を旅しながら9か月間かけて作ったこのアルバムは、イギリス&アイルランドの最優秀コンテンポラリー・アーティストに与えられるマーキュリー・ミュージック・プライズを獲得した。99年3月にはタルヴィンのシングル曲のリミックス集『タルヴィン・リミキシン』が日本のみでリリース。2000年6月、モロッコのジャジューカ・ミュージシャンと共演したアルバム『邪呪歌』リリース。2001年2月にはにはインドでレコーディングされたセカンド・ソロ・アルバム『HA!』がリリースされる。『アノーカ2』も春にリリースが予定されている。