BIOGRAPHY

英ノーサンプトン出身のスロウタイ(英:slowthai)は、グライムやパンクロックの影響を受けたラフなサウンドと若者の葛藤や悩みに響く感情的かつ大胆不敵な歌詞で注目を集めるラッパー。学生時代に頻りに学校をサボり、友人の家の地下にあるレコーディング・スタジオでラップのスキルを磨き上げた彼は、2016年に自主制作シングル「Jiggle」をネット上に公開し、これを皮切りに彼のキャリアはキックスタート。2017年にデビューEP『I Wish I Knew』をリリースし、2018年にはセカンドEP『RUNT』を発売。2019年にはBBCが注目の新人を選ぶ“BBC Sound Of 2019”で4位を獲得。同年、デビュー・アルバム『Nothing Great About Britain』をリリースし、全英チャートで9位を記録、マーキュリー賞にもノミネートされた。新人でありながら、ジェイムス・ブレイク、ディスクロージャー、ムラ・マサなど英人気プロデューサーとのコラボを果たしているスロウタイの今後の活躍から目が離せない。