BIOGRAPHY

サラ・ブライトマン / Sarah Brightman


英国ハートフォードシャー出身のソプラノ歌手・俳優で、1970年代にダンス/ポップの世界からキャリアを始めた。
10代で舞台に立ち、1978年にはダンス・グループ、ホット・ゴシップの一員として注目を集める。
1981年、アンドリュー・ロイド=ウェバー作曲の『キャッツ』でウエストエンドに進出し、ミュージカル女優として頭角を現した。
最大の転機は1986年、『オペラ座の怪人』初演でクリスティーヌ役に抜擢されたことだった。
この役で透明感ある高音と劇的表現を世界に印象づけ、以後の国際的成功の基盤を築いた。

1990年代に入ると、彼女は舞台中心の活動からレコーディング・アーティストへ軸足を移す。
名曲「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」が全世界でベストセラーを記録、その後も立て続けにアルバムが大ヒット。
クラシック、ミュージカル、ポップス、ワールド・ミュージックを融合させたスタイルは「クラシカル・クロスオーヴァー」と呼ばれ、
サラ・ブライトマンがその代表的存在となった。
1996年、アンドレア・ボチェッリとの「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」が世界的ヒットとなり、
アルバム『タイムレス』『エデン』『ラ・ルーナ』などで欧米・アジア双方に人気を広げた。
これまでにCD・映像商品の総売上は全世界で3000万枚以上、40カ国以上で180以上のゴールド/プラチナ認定を記録している。

2000年代には大規模なワールド・ツアー、映像作品、ベスト盤で人気をさらに定着させ、日本ではテレビ朝日系サッカー放送で使用されている「クエスチョン・オブ・オナー」(2000年)など、サラ・ブライトマンの楽曲はたびたびTV番組やTVCMに起用されて、大ヒットを記録。ちなみに、過去から現在においても、ビルボード誌ダンス・チャートとクラシック・チャートで同時に1位に輝いたのは、サラ・ブライトマンただ一人である。
また、オリンピック大会の公式テーマ曲を2度にわたって歌ったアーティストは、サラ・ブライトマンが初めてである。最初は1992年のバルセロナ・オリンピック大会。それから16年後、2度目となる2008年夏、北京大会での開幕式でも海外から唯一招待され、公式テーマソングを50億人の視聴者の前で圧倒的なパフォーマンスを披露した。

2010年代には『ドリームチェイサー(夢追人)』(2012年)、『HYMN~永遠の讃歌』(2018年)といったオリジナル・アルバムを発表。2012年には人道支援や慈善活動への貢献、自身の音楽キャリアを通じての文化間対話と交流促進への貢献、そしてUNESCOの理念と目的への献身といった功績をたたえられユネスコ平和芸術家に任命され、さらにアルバム『ドリームチェイサー(夢追人)』とそれに伴う過去最大規模なワールド・ツアーおよび、近い将来、国際宇宙ステーションへの軌道宇宙飛行ミッションを行うことをモスクワで発表するなど、世界中で一大旋風を巻き起こした。
なお、2006年に発表された初の本格的ベスト・アルバム『輝けるディーヴァ ~ベスト・オブ・サラ・ブライトマン~』は60万枚を超えるセールスを記録、2007年第21回日本ゴールドディスク大賞/クラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤー(洋楽部門)受賞。
2009年には第23回日本ゴールドディスク大賞/クラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤー(洋楽部門)受賞(アルバム『冬のシンフォニー』)。
同じく2009年7月公開の映画『アマルフィ 女神の報酬』では「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」が主題歌として起用されたばかりでなく、サラ自身初の日本映画出演を果たして話題となった。
2009年~2011年に放送されたNHKスペシャルドラマ『坂の上の雲』でメインテーマ「Stand Alone」(作曲:久石 譲)を歌唱、視聴者から大きな反響を受ける。
2010年には第24回日本ゴールドディスク大賞においてアルバム『アマルフィ ~サラ・ブライトマン・ラヴ・ソングス~』で、自身3度目となるクラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞。

2020年にロンドンで初の配信クリスマス公演『クリスマス・シンフォニー』を収録し、同映像は2022年に日本でBlu-ray/DVD化。同年11月には3年ぶりの来日公演として「クリスマス・シンフォニー」ツアーを東京・名古屋・大阪で開催し、YOSHIKIも特別ゲスト出演した。ミュージカルでは、2024年にオーストラリア版『サンセット大通り』でノーマ・デズモンド役を演じ、30年以上ぶりに舞台復帰。2025年には同作がシンガポール、中国、台湾へ展開した。一方、音楽活動では2025年に日本独自企画ベスト盤『スターライト・シンフォニー』を発売し、同名の来日ツアーで全国6都市8公演を実施。
2026年7月には『サンセット大通り』日本公演が東急シアターオーブで予定されている。