コルネット奏者、ロン・マイルスがブルーノート移籍!移籍第一弾アルバム『レインボー・サイン』のリリリースが決定!先行トラック配信スタート!

2020.08.21 TOPICS

コルネット、トランペット奏者であり、作曲家のロン・マイルスがブルーノートに移籍し、ジャズの世界的名門レーベルからの第一弾となるアルバム『レインボー・サイン』を10月9日にリリースすることが発表された。本日、先行トラック「クイーン・オブ・ザ・サウス」が配信スタート。

本アルバムはマイルスが書き上げたオリジナルの9曲(日本盤はボーナス・トラックが入り10曲)が収録され、先行トラックとなった「クイーン・オブ・ダ・サウス」はエチオピアのポップ・ミュージックにインスピレーションを受けたという。

レコーディング・メンバーには、これまで多くのセッションを共にし、マイルスが2017年に発表したアルバム『アイ・アム・ア・マン』にも参加したジェイソン・モラン(p)、ビル・フリゼール(g)、トーマス・モーガン(b)、ブライアン・ブレイド(ds)という現代ジャズを牽引する超豪華メンツが集結。

収録曲のほとんどが2018年の夏、マイルスの友人であり良き理解者でもあった父親がこの世を去る間際に彼の世話をしながら書き上げたものだという。マイルスは「亡くなる前に父への思いや愛を本人に伝えることができたのは、すこぐ幸運だった」と語っており、本アルバムは地上から永遠の平和への旅路をイメージして構成されている。メロディーはミステリアスな落ち着きと優しさをまとっており、タイトルにもなった『レインボー・サイン』も彼のこの思いを表している。

プロデュースも彼本人が行った。作家ジェームズ・ボールドウィンのノンフィクション『次は火だ』(The Fire Next Time)や1920年代の古い民謡などにもインスピレーションを受けているという。また、マイルスは「表面的には曇り空の下で静かに瞑想するために作られたレコード」としながらも、より深く掘り下げるとジャズだけではなく、ブルースとの強い結び付きも感じられ、「ブルースは、アメリカに生きた黒人たちに『自由への可能性』を提示した最初の音楽だったと思う。『レインボー・サイン』ではブルースに忠実でありながら、今の時代を反映し、そして、今、私たちができることを示そうと試みたんだ」と語っている。現代ジャズの至宝が最高のメンバーと作りあげた本作は、音楽ファンには必聴の一枚となっている。

■商品情報

ロン・マイルス『レインボー・サイン』

リリース日:2020年10月9日
品番:UCCQ-1130(SHM-CD)  

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