「ジェラス・ラヴァー」のMVが公開。アニャ・テイラー=ジョイが出演
ザ・ローリング・ストーンズの新曲「ジェラス・ラヴァー」のミュージック・ビデオが公開された。同曲は、7月10日に発売予定のニュー・アルバム『フォーリン・タングス』からのセカンド・シングルとして6月26日にリリースされたナンバーで、前作『ハックニー・ダイアモンズ』以来となる新章への期待をさらに高める1曲となっている。
公開されたMVには、『クイーンズ・ギャンビット: 制作の舞台裏』で注目され『マッドマックス:フュリオサ』での主役や最近では映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ』でのピーチ姫の声優をつとめるなどトップ俳優でもあるアニャ・テイラー=ジョイとテレビドラマ『リバーデイル』で名をあげたチャールズ・メルトンが出演。映像は楽曲の持つ官能的で少し危ういムードを視覚的に引き立て、モンスター・ロック・バンドの新曲に現代的な華やかさを添えている。この映像は海外のAmazonで先行公開されたあと、バンドのYouTubeでも公開となった。
「ジェラス・ラヴァー」は、先行シングル「イン・ザ・スターズ」が持っていたアップテンポなポップ・ロック感とは対照的に、ソウルフルなR&Bグルーヴを前面に押し出した楽曲。ミック・ジャガーのファルセットを生かしたヴォーカルを軸に、キース・リチャーズとロニー・ウッドのギターが絡み合い、ストーンズらしいしなやかで艶のあるサウンドを作り上げている。歌詞では、嫉妬深い恋人に向けた警告をユーモアと皮肉を交えて描き、長年にわたり培われてきたバンドの“語り口”も健在だ。レコーディングには、ベースのダリル・ジョーンズ、ドラム/パーカッションのスティーブ・ジョーダンに加え、スティーブ・ウィンウッドがローズ・ピアノとオルガンで参加。さらにプロデューサーのアンドリュー・ワット、キーボード奏者のマット・クリフォードも演奏に名を連ね、温かみのあるソウル・テイストを支えている。
合わせてアルバム5曲目の「ディヴァイン・インターヴェンション」の音源も公開された。こちらの楽曲には、メンバーに加えてザ・キュアーのロバート・スミスがギターで参加している。ロバートの参加についてミック・ジャガーはアルバム発売の記者会見で次のように語っていた。
「ある日ロンドンで、自分のヴォーカル録りをしにスタジオへ行ったら、背中を向けて立ってる男がいたんだ。長いガウンを着ててね。振り返ったら、口紅だらけだった(笑)。俺たち、それまで会ったことがなかったんだよ。だから俺が『君がザ・キュアーのロバート・スミスか?』って聞いたら、『そう、でも会うのは初めてだね』って。それで俺が、『せっかくここに来たんだから、何かやった方がいいだろ』って言ったんだ(笑)。コラボって、時々そんな感じで始まるんだよ」
The Rolling Stones - Divine Intervention (Official Audio)