書き下ろしのホリデイ・ソング「Happy Holidays」をデジタル・シングルとしてリリース!

2019.11.25 TOPICS

<海外プレスリリース訳>

ロビー・ロバートソンが自作のホリデイ・ソング”Happy Holidays”をデジタル・シングルとして発表する。

伝説的なソングライター/ミュージシャンが先週末、”ザ・ラスト・ワルツ・ナッシュヴィル: アン・オールスター・セレブレーション・オブ・ザ・バンズ・ヒストリック・フェアウェル・コンサート”で7年ぶりにステージに戻ってきた。

ロサンゼルス - 2019年11月25日 - 伝説的なソングライター/ミュージシャンであるロビー・ロバートソンによる新しいホリデイ・ソング”Happy Holidays”は、ホリデイ・ソングの伝統に対し不遜な楽曲だ。同曲では美しいギターのメロディに乗せ、年末年始シーズンの二面性について皮肉まじりに歌われる。

「みんなクリスマスや年末年始が大好きだ。陽気な気分になる一方で、ストレスや憂鬱さを感じることもある。だから僕はその両面を称えるような、遊び心のある曲を作りたかった。」ロバートソンが語る。

ロバートソンがさまざまな楽器を演奏し、最近レコーディングされたばかりのこの曲は、ストリーミングやダウンロードで利用可能となった。休暇シーズンのプレイリストに加えることができる。
ロバートソンは、同曲からの収益をアメリカン・インディアン・カレッジ・ファンドに寄付する。

▼”Happy Holidays”のストリーミングとダウンロードはこちらのサイトで

https://umj.lnk.to/RobbieR_HappyHolidays

 
ロバートソンはこれまでにもホリデイ・ソングを書いたことがあった。
それは1977年にザ・バンド最後のスタジオ・アルバム”Islands (アイランド)”に収録された”Christmas Must Be Tonight (今宵はクリスマス)”である。この曲はホリデイ・ソングの中でも同シーズンの人気曲となり、新しいの世代のミュージシャンにもカヴァーされ続けている。ロバートソン自身もクリスマス映画の名作”Scrooged (3人のゴースト)”で同曲をセルフ・カバーしている。
先週末、ロバートソンはスペシャル・ゲストとして、2013年以来となる貴重なライヴ出演を果たした。土曜日にナッシュヴィルのブリジストン・アリーナで開催された”The Last Waltz Nashville: An All-Star Celebration of The Band’s Historic Farewell Concert”だ。初めてとなる同ホリデイ・イベントは、不朽のコンサート映画『ラスト・ワルツ』にもなった1976年のザ・バンドの歴史的な感謝祭コンサートのスリリングな記念公演だ。
同公演にはダリアス・ラッカーやマイケル・マクドナルド、エミルー・ハリス、ヴィンス・ギル、ナサニエル・ラトリフ、ウォーレン・ヘインズ、ジェイミー・ジョンソン、ルーカス・ネルソン、マーゴ・プライス、ドン・ウォズ、ジョン・メデスキ、シリル・ネヴィル、デイヴ・マローン、ボブ・マーゴリン、テレンス・ヒギンズ、マーク・マリンズ&ザ・リーヴ・ホーンズら、音楽業界の大スターが出演した。

ロバートソンは最近、後の世代に強い影響を与えたザ・バンドのセカンド・アルバム”The Band” (そのジャケットから”ブラウン・アルバム”とも呼ばれる) の50周年記念を祝す新しいリイシュー盤を監修した。
新たにリミックスされた50周年記念の拡大盤には、複数の媒体を含んだスーパー・デラックス・エディションのボックス・セットもある。同セットにはマルチ・トラックのオリジナル・マスター・テープを基にボブ・クリアマウンテンが手掛けた同1969年作の新しいステレオ・ミックスのほか、多数の未発表アウトテイクや別ヴァージョン、そして待望のウッドストック・フェスティヴァルにおけるパフォーマンスのフル・ヴァージョンが2枚組CD、ブルーレイ、2枚組LP、7インチのレコードに収録されている。
半世紀が経っても同アルバムは愛され続けており、2019年のリイシュー盤は雑誌MOJOで輝かしい5ツ星のレビューを得るなど、めざましい評価を受けた。
<50年を経ても同作は、新鮮でありながら時代遅れに聴こえ、過去と現在、未来に同時に存在している。物語性のある楽曲は歴史的かつ神話的に聴こえ、胸に響くバラードや扇情的なロック・ナンバーなどが、タイトなアンサンブルで巧みに演奏される。3人の名シンガーが代わる代わる歌う同作には、永久的な完璧さがある。>アメリカン・ソングライター誌は同アルバムに最高評点を与え、こう評した。<アメリカーナの記録の中でも象徴的な名作である”The Band”は、当時に限らず全世代を通じての最高傑作のひとつに浸るべく改めて聴くに値する作品だ。>ローリング・ストーン誌でも同作は<大傑作>と絶賛されている。バラエティ誌は特に、初公開となったウッドストックでのパフォーマンスについて<リアルさを売りにした楽曲が、さらにリアルに聴こえるのは驚くべきことだ>と綴った。

▼ “The Band”の50周年記念盤の視聴・購入はこちらのサイトから 


https://TheBand.lnk.to/TheBand50

 
ロバートソンにとって今年は実りの多い刺激的な1年だった。
“The Band”のリイシュー以外にも、ソロの最新スタジオ・アルバム”Sinematic”をリリース。同作に収録された”I Hear You Paint Houses”と”Remembrance”は、ロバートソンが音楽を手掛けたマーティン・スコセッシ監督のマフィア映画『The Irishman (アイリッシュマン)』の劇中で使用されている。映画館では既に公開されている同作は11月27日の水曜日からネットフリックスで観ることができる。長編ドキュメンタリー映画”Once Were Brothers: Robbie Robertson And The Band(原題)”も9月にトロント国際映画祭のオープニング作品として世界プレミア公開された。同映画は最近、ニューヨークで開催される有名なドキュメンタリー映画祭、DOC NYCにおいてアメリカでもプレミア公開されている。同作は、2016年に出版され、好評を得たロバートソンの著作”Testimony (ロビー・ロバートソン自伝 ザ・バンドの青春)”を基にダニエル・ロアーが監督した。そこには告白や訓戒も含まれ、ロバートソンの青年期や、ポピュラー音楽史に残る偉大なグループのひとつ、ザ・バンドの結成を時にユーモラスに描いている。この”Once Were Brothers: Robbie Robertson And The Band”は、貴重な映像資料や写真、代表曲の数々やロバートソンの友人や仕事仲間のインタビューがふんだんに盛り込まれている点でも注目に値する。インタビューではマーティン・スコセッシやブルース・スプリングスティーン、エリック・クラプトン、ヴァン・モリソン、ピーター・ガブリエル、タジ・マハール、ドミニク・ロバートソン、ロニー・ホーキンスといったミュージシャンも出演。マグノリア・ピクチャーズの配給で2020年前半に一般公開される予定だ。