BIOGRAPHY

Remy Shand / レミー・シャンド


Remy Shandカナダ出身の23歳。幼い頃から、スティーヴィー・ワンダー、マーヴィン・ゲイ、アイズレー・ブラザーズ、スライ・アンド・ザ・ファミリー・ストーン、スティーリー・ダンなどを好んで聴いていた彼は、12歳から、「ジャコ・パストリアスやスタンリー・クラークをコピーして」アコースティック・ギターとベースを、しばらくすると「ハービー・ハンコックやビリー・プレストンをコピーして」キーボードも同時に始めるようになる。地元でロック・バンドに加入していたが、「自分のやりたい音楽を」追求するため、作詞、作曲、演奏を一人で開始する。タイトル曲の<ザ・ウェイ・アイ・フィール>を19歳の時に完成させ、続いてアイズレーズ調の<エヴァーラスティング>、米1stシングルの<テイク・ア・メッセージ>などを次々と完成させていった。「数曲をテープに入れたものを、僕の友達が勝手に彼の従兄弟に送った」ところ、プロダクションを経営していた現マネージャーが彼の才能を見抜き、コンタクトしてくる。「最初、彼は『1年でレコード契約をまとめてみせる』と言っていた」が、実際は3ヶ月で数社からレコード契約の話が舞い込み、最終的にユニバーサルとの契約を決める。オールド・モータウン・ファンだった彼は、モータウンがユニバーサル傘下にあることを知らなかったが、現社長ケダー・マッセンバーグが、彼のデモ・テープを聴きその才能に惚れこみ、全世界的にモータウンからデビューすることが決定する。「実を言うと話がどんどん大きくなっちゃって不安だったんだ。世間を見渡せばヒップホップがチャートを席巻しているのに、僕の作る音楽はヒップホップじゃないだろ。でもケダーは、エリカ・バドゥやインディア.アリーを育て上げた実績があるから、全面的に身を委ねることにしたんだ。今はもう心配してないよ。(笑)」