BIOGRAPHY

Ray -bryant

1931年12月24日ペンシルヴァニア州フィラデルフィア生まれ。類まれなスイング感と深いブルース・フィーリングが見事を融合させた名ジャズ・ピアニスト。55年にニューヨークへ進出し、マイルス・デイヴィスやソニー・ロリンズと共演。57年にはジャズ界きっての歌姫、カーメン・マクレエの伴奏を務めた。その一方で50年代半ばから自身のピアノ・トリオでも活躍。作曲家としても「クバノ・チャント」、「リトル・スージー」、「スロー・フレイト」など数多くの人気曲を残す。ゴスペル、ブギウギの要素も取り入れたドライヴ感あふれるプレイは楽しさ満点。『レイ・ブライアント・プレイズ』、「ゴールデン・イアリングス」を含む『レイ・ブライアント・トリオ』、ソロ・ピアノ作品『アローン・アット・モントルー』など傑作が多数ある。