BIOGRAPHY

Pupa

pupa(ピューパ) 2007年夏、高橋幸宏の新バンド構想の呼びかけにより、原田知世、高野寛、高田漣、堀江博久、権藤知彦の計6人で結成。2008年7月2日、デビュー・アルバム『floating pupa』発売予定。pupa(ピューパ)とは、高橋幸宏が傾倒するフライ・フィッシングの用語で蛹(さなぎ)の意味。 高橋幸宏(たかはし ゆきひろ) 1952年6月6日生まれ。サディスティック・ミカ・バンド解散後、サディスティックスを経て、78年、細野晴臣の呼びかけに応じ、坂本龍一とともにイエロー・マジック・オーケストラ (Y.M.O.)を結成。内外の音楽はもちろん、あらゆるアート/カルチャーとリンクして圧倒的な影響を残したが、83年12月をもって「散開」。ソロとしては、78年のアルバム『Saravah!』以来、2006年の『BLUE MOON BLUE』までに通算21枚のオリジナル・アルバムを発表。また、ソロと併行して鈴木慶一(ムーンライダーズ)とのTHE BEATNIKSとしても活動。2001年からは細野晴臣とSKETCH SHOWを結成。音楽家としての顔を持つ一方、ファッション・デザイナーとしても長いキャリアを持つ。07年5月には、小児がんを中心としたさまざまな病気と闘う子どもたちの支援を目的とするコンサートに、SKETCH SHOW+坂本龍一のユニット、Human Audio Sponge(HAS)で出演。7月にはY.M.O.として地球温暖化防止を訴える世界規模コンサート「Live Earth」に出演。また8月には“HASYMO(ハシモ)”名義での初の書き下ろし楽曲と、「RYDEEN 79/07」を収めたSINGLEをリリース。 原田知世(はらだ ともよ) 1967年11月28日生まれ。長崎市出身。 1983年、映画『時をかける少女』で映画主演デビュー。近年は『サヨナラCOLOR』『紙屋悦子の青春』など数々の話題作に出演。シンガーとしても、デビュー当時からコンスタントにアルバムを発表。90年代以降は鈴木慶一とのコラボレーションによる数々のアルバムを製作。邦楽のミュージシャンとしては初となるスウェーデンのプロデューサー、トーレ・ヨハンソンを迎えてのアルバム製作、それに伴うオール・スウェディシュ・メンバーとの国内ツアーなどで多くの新しいリスナーを獲得。独自の足跡を残してきた。2006年にはMOOSE HILLのアルバム「DESERT HOUSE」に2曲ゲストボーカルとして参加。昨年には、デビュー25周年記念となる、ニューアルバム「music & me」をリリースした。他にナレーションやCMなどの活動も積極的に行っている。 高野寛(たかの ひろし) 1964年12月14日 静岡生まれ B型 1988年、高橋幸宏プロデュース「See You Again」でソロデビュー。現在までに16枚のシングルと、ベスト盤を含む14枚のオリジナルアルバムをリリース。90年代後半からはセッションミュージシャンとしての参加も多数。ギタリストとして(中村一義、TEI TOWA、坂本龍一、細野晴臣&東京シャイネス、HASなど)またプロデューサーとして(SUPER BUTTER DOG、小泉今日子など)数多くのプロジェクトを支える。2001年以降はナタリー・ワイズ、GANGA ZUMBAのメンバーとしても作品を発表。2008年10月のソロデビュー20周年を期に、再び本格的なソロ活動を再開する予定。 高田漣(たかだ れん) 1973年、日本を代表するフォークシンガー・高田 渡の長男として生まれる。少年時代はサッカーに熱中し、14歳からギターを始める。17歳で、父親の旧友でもあるシンガーソングライター・西岡恭三のアルバムでセッション・デビューを果たす。現在は、スティール・ギターをはじめとするマルチ弦楽器奏者として細野晴臣、高橋幸宏、ハナレグミ、アン・サリー、畠山美由紀、Human Audio Spongeなどのレコーディングやライヴで活躍中。ソロ・アーティストとしても今までに4枚のアルバムをリリース。その他、青柳拓次、伊藤ゴローとの共同プロジェクト、通称『御三家』シリーズ、サケロックとASA-CHANGとのユニット『サケロックオールスターズ』等、幅広く活動中。2007年春~プリングルズ グルメ、ヱビス<ザ・ホップ>のTVCMに出演する。同年5月には新作「Evening on this island」をリリース。 堀江博久(ほりえ ひろひさ) 1970年生まれ。鍵盤弾き。 20代のころから、国内外問わずさまざまなアーティストとのセッションを行い、一方で、自身が曲を書き、歌うNEIL AND IRAIZAを1995年に結成。キーボーディストとしてだけでなく、プロデューサー、アレンジャーとしてアーティストからの絶大な支持を得ている。最近では、LOVE PSYCHEDELICO、cocco、木村カエラのライブ及び、レコーディングに参加。2005年に、Coccoと岸田繁(くるり)を中心としたSINGER SONGERにバンド・リーダーとして、アルバム「ばらいろポップ」を制作。また、SNUFFのダンカン・レッドモンズのソロ・プロジェクトであるBILLY NO MATESをHi-STANDARDの横山健らと手伝う。2006年には、サディスティック・ミカ・バンドのアルバム「NARKISSOS」に参加。NHKホールにて、一度きりのライヴを行う。2007年は、CORNELIUS GROUPのメンバーとして、「SENSUOUS SYNCHRONIZED SHOW」の世界ツアーに参加中。 権藤知彦(ごんどう ともひこ) サウンド・プロデューサー/コンポーザー 1967年9月11日生 東京都出身 B型日大芸術学部卒業後、米、ボストン大学院に留学、修士課程修了。ユーフォニウムと電子音楽を学ぶ。基本的に作編曲家。国内では希な”ポップスがわかるユーフォニウム奏者”としての側面はライブでは独特なスタイルを持ちながらも近年ではYMOメンバー(細野晴臣、坂本龍一、高橋幸宏)らと共演。レコーディングにおいても管弦楽のアンサンブルを得意とするアレンジャーで ありながらも、生楽器に拘泥することなくコンピュータ、サンプラー、シンセサイザーを縦横無尽に駆使し、その融合によって生まれる奥行きの深い音像を構築する。CM音楽はじめバンドプロデュース、アレンジなど多数。自身主宰のバンドanonymassも意欲的に活動中である。