新作『エジプト・ステーション』から初のミュージック・ビデオを公開

2018.09.14 TOPICS

5年ぶりのニュー・アルバム『エジプト・ステーション』が発売された9月7日(金)、ニューヨークのグランド・セントラル・ステーションで発売記念のスペシャルライヴを行ったポール・マッカートニー。ライヴの様子はポールのオフィシャルYouTubeチャンネルで生配信され、現在でも視聴できます。
https://www.youtube.com/watch?v=1QGxFpSb6Sc

グランド・セントラル・ステーションを会場に選んだ理由は、「アルバム・タイトルを『エジプト・ステーション』に決めて、“最もクールな駅はどこだろう”と考えた」とポール。ライヴはザ・ビートルズの「ア・ハード・デイズ・ナイト」で始まり、ウイングスの曲も入れながら、新作からは「カム・オン・トゥ・ミー」や「ファー・ユー」などを披露。ザ・ビートルズのプロデューサーとして知られたジョージ・マーティンの息子ジャイルズ・マーティンがサウンドを担当し、曲によってサックスなどホーン・セクションが入ったり、カニエ・ウェストとの制作秘話から「フォー・ファイヴ・セカンズ」を演奏したり、終盤には「みんなが聴いたことがある曲を聴いてもらおう」と、オルゴールでまずそのメロディを流してからザ・ビートルズの名曲「レット・イット・ビー」を披露、オーディエンスは一斉にキャンドルを灯し、約2時間に亘るライヴは大盛況で終えました。

 

そして今週、『エジプト・ステーション』から初となるミュージック・ビデオ「ファー・ユー」が公開されました。ディレクターはサイモン・アバウド(ポールの娘メアリー・マッカートニーの夫)。 海外メディアによればポールの故郷リパプールで撮影され、10代の少年がガールフレンドの家から帰宅する姿をとらえています。“君と会ったその夜 僕は街で浮かれていた 僕は君がどう感じているか知りたい”という歌詞を表しているそう。なお、曲タイトルの「ファー・ユー」(Fuh You)は、“フォー・ユー”(For You)の意味だそうです。

「ファー・ユー」は、ユニバーサル ミュージックがホームページ等で『エジプト・ステーション』発売日の9月7日から3日間実施した“最速”人気曲投票では3位となりました。
投票の結果は次の通り。
1. カム・オン・トゥ・ミー
2. アイ・ドント・ノウ
3. ファー・ユー
4. ハッピー・ウィズ・ユー
5. ディスパイト・リピーティッド・ウォーニングス

なお、9/17付オリコン週間音楽ランキングで『エジプト・ステーション』はアルバム6位に初登場。ポールのTOP 10入りは16作目となり、76歳3ヵ月でのTOP 10入りは、自身のもつ「アルバムTOP10入り最年⻑記録」を更新しました。同記録は邦楽・洋楽を含めた全アーティストを通じて歴代最年⻑の偉業となります。(※年齢の記録はソロを対象)

<「ファー・ユー」ミュージック・ビデオ>
https://www.youtube.com/watch?v=CWYlWvtEyio