ポール・マッカートニーがLAフォンダ・シアターで2日間限定のプレミアム・ライブ開催、世界的セレブリティが集結

Photo by MJ KIM
ポール・マッカートニーが現地時間3月27日・28日の2日間、米ロサンゼルスのフォンダ・シアターにてスペシャルライブを開催した。「PAUL MCCARTNEY ROCKS THE FONDA」と名付けられた本公演は、3月26日に自身18枚目となる最新ソロ・アルバム『ダンジョン・レインの少年たち』を5月29日にリリースすることを発表した直後に行われたもので、世界中のファンおよび音楽メディアから大きな注目を集めた。
約1,200人収容の同会場で行われた本公演は、大規模ツアーとは一線を画す極めて限定的なクラブ公演として実施。 フォンダ・シアター(Fonda Theatre)は1920年代に開業した歴史ある劇場で、近年は著名アーティストによるプレミアム公演やシークレットライブの会場として知られる、ロサンゼルスを代表するライブ・ヴェニューのひとつである。
公演では、「レット・イット・ビー」「ヘイ・ジュード」「ブラックバード」などザ・ビートルズ時代の名曲をはじめ、ウイングスおよびソロ期の代表曲を織り交ぜたキャリア総括的なステージを展開。約2時間にわたり、観客との距離の近い空間ならではの濃密なパフォーマンスが披露された。
MCでは、ザ・ビートルズ初のアメリカ訪問について触れ、「当時はまだ若く、すべてが新鮮だったが、その経験が自分たちを大きく成長させた」と振り返る場面も。また、「ロサンゼルスでこうして演奏できるのは特別なこと」「こんなに近い距離でみんなと会えるのは本当に素晴らしい」と語り、終始リラックスした雰囲気で観客とのコミュニケーションを楽しんだ。
「ブラックバード」では、公民権運動にインスピレーションを受けた楽曲の背景について改めて言及し、「この曲のメッセージは今でも意味を持ち続けている」とコメント。さらに27日の公演では2023年発表の“ザ・ビートルズ最新曲”「ナウ・アンド・ゼン」を演奏し、「ジョンとの最後のコラボレーション」と紹介し、ビートルズの歴史と現在をつなぐ象徴的な瞬間となった。
また本公演は、ロサンゼルス屈指の“セレブリティ・イベント”としても話題を集め、エルトン・ジョン、テイラー・スウィフト、オリヴィア・ロドリゴ、ビリー・アイリッシュ、サブリナ・カーペンター、テイト・マクレー、ジョン・メイヤー、エマ・ワトソン、マーゴット・ロビー、ハリソン・フォード、ダスティン・ホフマンなど世界的トップスターが来場したと現地メディアでは報じられている。さらにリンゴ・スターの来場も確認され、世代とジャンルを超えた豪華な顔ぶれが会場に集結した。
83歳となった現在も第一線で活動を続けるマッカートニー。本公演は、レジェンドとしての存在感と、現在進行形のライブ・アーティストとしての魅力を改めて示す機会となった。
本日3月31日には、3月27日に配信された最新アルバムからのファースト・シングル「デイズ・ウィ・レフト・ビハインド」の和訳付き動画がYouTubeに公開された。新作への期待が高まる中、ぜひ同映像を通じて楽曲の世界観と歌詞の魅力を味わってほしい。
◆「デイズ・ウィ・レフト・ビハインド」和訳動画
■ 「PAUL MCCARTNEY ROCKS THE FONDA」セットリスト(3月27日)
1.ヘルプ!
2.カミング・アップ
3.ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ
4.レット・ミー・ロール・イット
5.ゲッティング・ベター
6.レット・エム・イン
7.マイ・ヴァレンタイン
8.1985年
9.夢の人
10. エヴリ・ナイト
11. ラヴ・ミー・ドゥ
12. ブラックバード
13. ナウ・アンド・ゼン
14. レディ・マドンナ
15. フレイミング・パイ
16. ジェット
17. オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ
18. ゲット・バック
19. レット・イット・ビー
20. ヘイ・ジュード
(アンコール)
21. ゴールデン・スランバー
22. キャリー・ザット・ウェイ
23. ジ・エンド