BIOGRAPHY

Okabayashi

■1946年、滋賀県生まれ。父はキリスト教会の牧師。
■1966年、高石ともやに影響を受け、作詞作曲を開始。
■1968年、山谷に住む日雇い労働者を題材とした「山谷ブルース」で、ビクターよりデビュー。
翌年までに、「友よ」「手紙」「チューリップのアップリケ」「くそくらえ節」「がいこつの歌」など、名作・問題作を発表。その内容から、多くの曲が放送禁止となる。一世を風靡し、「フォークの神様」と言われる。
■1969年、ボブ・ディランに影響を受けたロックを、当時無名だった、はっぴいえんどをバックに展開。「それで自由になったのかい」「私たちの望むものは」「自由への長い旅」などの作品を発表するが、翌年、自作自演コンサート「狂い咲き」及び、「第三回中津川フォークジャンボリー」を最後に表舞台から再び姿を消し、京都府下の山村に移り住む。
■1973年、ソニーへ移籍し、活動を再開。ロック路線のアルバム『金色のライオン』『誰ぞこの子に愛の手を』などを発表。一部で高い評価を得るものの、相変わらず「フォークの神様」を期待するファンの声に背を向け、コンサートを行うことなく沈黙を守る。
■1975年、数年間の農村生活の中で開眼した演歌に導かれ、「月の夜汽車」などの作品が美空ひばりに採用される。同年より岡林本人もコロムビアに移籍し、演歌路線のアルバム『うつし絵』をコロムビアより発表。久しぶりのワンマンコンサートも行う。コロムビアでは他に新録の2枚組ベストアルバム『岡林信康』、私小説的弾き語りの『ラブソングス』などを発表。
■1978年、アルバム『セレナーデ』を皮切りに、パロディ色の強い、ニューミュージック路線を展開。ビクターに再移籍し、更に『街はステキなカーニバル』『ストーム』『グラフィティ』とロック志向を深めていく。「君に捧げるラブ・ソング」「山辺に向いて」などが、この時代の代表曲。
■1980年代中頃より、往年のフォークスタイルであるギターとハーモニカによる弾き語りツアー「ベアナックルレビュー」を開始し、全国を巡る。さらに同時期、日本民謡的なリズムに乗せた独自のロック「エンヤトット」の模索を続ける中、韓国の打楽器集団サムルノリと出会い、開眼する。
■1987年、自主制作テープ『エンヤトットでDancing』を発表。その後、東芝EMIや日本クラウンなどでアルバムを発表。
■2007年5月31日、絵本「ぼくの村は美しい国」発売。推薦文はビートたけし「いまに食うものがなくなる日がくる。その時泣きながら、この絵本を読もう」。同年10月20日、36年ぶりの日比谷野音ライブ「狂い咲き2007」を開催。
■2009年5月13日、初期の音源再発売により、これまでの全33作のCDが揃うことになる。同年6月27日、九段会館でのコンサートを実施。
■2010年1月20日、岡林信康が美空ひばりを歌うアルバム「レクイエム~我が心の美空ひばり~」発売。音楽の枠を超え社会的話題作となる。同年5月12日、約18年ぶりとなるシングル「レクイエム~麦畑のひばり~」発売。35年前に美空ひばりから届いた1通の手紙に書かれた歌詞に、岡林信康が曲をつけたこの作品は、時空を超えたスタンダード名曲として、各方面より注目を集めている。さらに5月14日より、全国6箇所で「岡林信康コンサートツアー2010 INTRODUCTION」を開催。これまでの集大成と言えるサウンドの披露に期待が高い。