「2024 セイジ・オザワ 松本フェスティバル」デラックス版とSKOブラスの2作品がリリース決定!

2025.06.30 TOPICS

サイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)の結成40周年を記念して昨年12月にリリースされた、セイジ・オザワ 松本フェスティバル(OMF)首席客演指揮者・沖澤のどか率いる『ブラームス:交響曲第1番&第2番他』のデラックス・エディションと、特別公演を録音した『サイトウ・キネン・オーケストラ ブラス・アンサンブル~ライヴ・イン・松本2025』が発売される。

『ブラームス:交響曲第1番&第2番他』は、SKOが結成初期の海外ツアーで取り上げた中心的なレパートリーであるブラームスの交響曲第1番と第2番をメイン曲に、カップリング曲としてリヒャルト・シュトラウスの交響詩《ドン・ファン》を収録。今回のデラックス・エディションには、SA-CDハイブリッド2枚組に、同内容のライヴ映像のBlu-rayが追加収録される。

『サイトウ・キネン・オーケストラ ブラス・アンサンブル~ライヴ・イン・松本2025』は、2015年のセイジ・オザワ 松本フェスティバルの室内楽公演「ふれあいコンサート」を機に結成された、金管とティンパニ&打楽器セクションによる「サイトウ・キネン・オーケストラ ブラス・アンサンブル」(SKOブラス) が、今年2月に松本で開催した特別公演をライヴ収録したもの。
サン=サーンス:交響曲第3番《オルガン付き》終楽章、プロコフィエフ《ロミオとジュリエット》より、ガーシュウィン《ポーギーとベス》より など、彩り溢れる全17曲が収録されている。

今年で34年目を迎える「2025 セイジ・オザワ 松本フェスティバル(2025OMF)」は、8月11日(月・祝)~ 9月9日(火)の30日間にわたって開催される。

 
 

沖澤のどか、サイトウ・キネン・オーケストラ
ブラームス:交響曲第1番・第2番 他 [デラックス・エディション]

2025年7月30日(水)発売
SA-CDハイブリッド2枚組+Blu-ray/UCGD-9125/8,500(税込)

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▽収録曲

[CD 1]
1-4. ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 作品68
5. R. シュトラウス:交響詩《ドン・ファン》作品20

[CD 2]
1-4. ブラームス:交響曲 第2番 ニ長調 作品73

[Blu-ray]
・ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 作品68
・ブラームス:交響曲 第2番 ニ長調 作品73
(録音:2024年8月17日)
・R.シュトラウス:交響詩《ドン・ファン》作品20
(録音:2024年8月10日)
 
演奏:サイトウ・キネン・オーケストラ
指揮:沖澤のどか(OMF首席客演指揮者)

2024年8月、キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)

 
 

サイトウ・キネン・オーケストラ ブラス・アンサンブル
ライヴ・イン・松本2025

2025年7月30日(水)発売
UHQCD/UCCD-45037/3,520(税込)

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▽収録曲

1)ヤナーチェク:《シンフォニエッタ》よりファンファーレ
2)サン゠サーンス:交響曲 第3番《オルガン付き》より 終楽章
3)ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ

プロコフィエフ:バレエ音楽《ロミオとジュリエット》より
4)モンタギュー家とキャピュレット家
5)別れの前のロミオとジュリエット
6)タイボルトの死

ピアソラ:《ブエノスアイレスのマリア》より
7)わたしはマリア
8)狂ったストリート・オルガンのバラード/ハバネラ
9)フーガと神秘

ガーシュウィン:《ポーギーとベス》より
10)イントロダクション
11)サマータイム
12)くたびれもうけ
13)ベス、お前は俺のものだ
14)そんなことはどうでもいいさ
15)愛するポーギー
16)おはよう!
17)おお主よ、出発します
 
サイトウ・キネン・オーケストラ ブラス・アンサンブル
 トランペット:ガボール・タルコヴィ、ライナー・キューブルベック、高橋 敦、服部 孝也
 ホルン:ラデク・バボラーク、勝俣 泰、阿部 麿
 トロンボーン:ワルター・フォーグルマイヤー、呉 信一
 バス・トロンボーン:ヨハン・シュトレッカー
 チューバ:ピーター・リンク
 ティンパニ&パーカッション&ピアノ:竹島 悟史

2025年2月13日 松本市音楽文化ホール(ザ・ハーモニーホール)
すべての曲の編曲:高橋 敦、竹島悟史

 
 
▽サイトウ・キネン・オーケストラ ブラス・アンサンブル (SKOブラス)

サイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)の金管とティンパニ&打楽器セクションによるアンサンブル。
2015年「セイジ・オザワ 松本フェスティバル(OMF)」の室内楽公演「ふれあいコンサート」を機に結成。
熱演を目の当たりにした聴衆からの再演を熱望する声と、“この仲間ともっと演奏したい”というメンバーの想いが重なり、17年に4都市ツアー、19年に7都市ツアー、25年2月にはさらに規模拡大して9都市ツアーを行い、いずれも大成功を収めた。

このアンサンブルの魅力は、それぞれのメンバーが強い個性を持ち、抑えて合わせるのではなく、各々の表現したいことをぶつけ合うことで化学反応を起こしながら調和していく面白さである。それは、毎年松本で一夏を共に過ごす仲間同士の信頼関係、なにより小澤征爾のもとに集う盟友であるゆえの音楽に対する考え方・感じ方が同じ方向を向いていることから引き出されている。世界トップクラスのプレイヤーと日本が世界に誇る奏者たちの融合は、従来の金管アンサンブルの概念を超えた多彩な音色と表現で、“まるでオーケストラのような、荘厳かつ華麗なサウンド”を魅せてくれる。