BIOGRAPHY

Neal E.Boyd ニール・E・ボイド

 


 

Nealeboyd _bioimage全米で人気沸騰中のニール・E・ボイドは、1975年11月18日、米国ミズーリ州サイクストン生まれ。”アメリカズ・ゴット・タレント”のシーズン3(2008年)の優勝者である現在33歳の彼は、黒人の父親と白人の母親のあいだに生まれたハーフで、体重は軽く100キロを超える巨漢。幼い頃に両親が離婚し、シングル・マザーの母親のもとで育ち、家は貧しく、昔から太っていたこともあり、いじめられっ子だったという過去を持つ。ある日、偶然出合ったオペラやクラシック音楽に目覚め、音楽の道を夢見ながらも、彼自身は生活のために保険のセールスマンをして生計を立てていましたが、2007年の”ブリテンズ・ゴット・タレント”で優勝したポール・ポッツに勇気づけられ、自らも大好きなオペラを歌って、愛する母を喜ばせたいと、一度は諦めた夢を賭けて、”アメリカズ・ゴット・タレント”に挑戦し、みごと優勝!! 念願の歌手デビューの夢を実現させた話題の黒人オペラ歌手です。ちなみに、黒人のオペラ歌手というと、女性ではキャスリーン・バトルなどが有名ですが、近年では男性は世界的に有名な歌手が現れていない状況で、その点でも、ニールは大きな注目を集めています。”アメリカズ・ゴット・タレント”の挑戦中に、敬愛する三大テノールのひとりとしても知られる、世界的オペラ歌手のプラシド・ドミンゴから番組に出演中の彼に応援メッセージが届くというハプニングもありました。

“アメリカズ・ゴット・タレント”で優勝したあと、ニールはユニバーサル ミュージック傘下の名門デッカ・レコードと契約。また、ニールは、イル・ディーヴォと同じオクタゴン・ミュージックという大手マネジメントに所属。デッカ・レコードとオクタゴン・ミュージックという二大カンパニーの強力なバックアップを得て、全米では今年6月23日に発売されたアルバム『マイ・アメリカン・ドリーム』で念願の歌手デビューを果たしています。また、このデビュー・アルバムの発売に合わせて、さる6/25(木)カナダのバンクーバー公演を皮切りに、7/21(火)アメリカのワシントンDC公演まで行われたポール・ポッツの北米ツアーのスペシャル・ゲストに招かれ、各地でブロードウェイ・ミュージカルの名作「ウエスト・サイド・ストーリー」からの名曲「サムホエア」をポールとステージで熱唱し、連日超満員の会場を沸かせました。ポールのサクセス・ストーリーに感動し、勇気づけられ、自らもオーディションに応募したというニールは、ポールと感動の対面を果たし、「ステージで彼とデュエットすることまでできて、とても光栄です」と語っています。なお、ニールのアルバム『マイ・アメリカン・ドリーム』は、米ビルボード誌のクラシカル・アルバム・チャートで3位まで上昇し、現在もベストセラーを記録しています。

ちなみに、”アメリカズ・ゴット・タレント”の優勝賞金は100万ドル。ニールが優勝した2008年10月当時の換算レートで、彼が手にした優勝賞金は約1億円。なお、英国版の”ブリテンズ・ゴット・タレント”の優勝者には、毎年12月に行われる、エリザベス女王や王室のメンバーも鑑賞する恒例の「ロイヤル・バラエティ・パフォーマンス」への出場権と賞金が贈られますが、その優勝賞金は10万ポンド。ポール・ポッツが優勝した2007年6月当時の換算レートで、ポールが手にしたのは約2,500万円。


また、2008年の”アメリカズ・ゴット・タレント”の決勝戦の直前、ニールの生まれ故郷の米国ミズーリ州サイクストンのマイク・マーシャル市長及びサイクストン市議会は、2008年10月を”ニール・E・ボイド月間”とすることを宣言。2008年に全米で大反響を巻き起こし、”ミズーリの声”とまで呼ばれるようになったボイドが、”アメリカズ・ゴット・タレント”の決勝戦出場を勝ち取った直後に、地元出身の彼を市をあげて応援することをマイク・マーシャル市長及びサイクストン市議会が決定。「ニールは、数多くのサイクストン市民同様、持って生まれた才能と、一生懸命に仕事に打ち込む姿勢で自分の職業の頂点に輝くことを目指しています」と、マーシャル市長も述べています。「こういう若者たちがいることが何より誇らしく思います。ニールのこの大会と、その後の活動をサイクストンの住民の皆さんにもぜひ支援していただきたく思います」という市長の言葉とともに、同年10月の市議会で正式な宣言書が読み上げられて公布され、その席にボイドと彼の家族が招待されています。

6/23の全米デビューのあと、ニールは、NBCをはじめとする全米の人気テレビ番組のあちこちに出演して、「誰も寝てはならぬ」やアメリカ賛歌「ゴッド・ブレス・ザ・USA」を披露する一方で、クアンティコの海兵隊基地をはじめ、オクラホマやテキサスなど、全米各地の米軍基地を回り、慰問コンサートを精力的に開催。

10/17(土)、ニールの生まれ育った米国ミズーリ州サイクストンに近いポプラー・ブラフにあるヒストリック・ロジャース劇場で、”An Intimate
Evening with Neal E. Boyd”(ニール・E・ボイドと過ごす親密な夕べ)と題した初めてのコンサートも開催決定!!

まさに”奇蹟ふたたび”ともいうべき今度は保険のセールスマンから大スターになったニールのサクセス・ストーリーは、早くも全米をはじめ、世界的な注目を集めています。