BIOGRAPHY

名取香り


1982年9月3日 東京都錦糸町生まれ。
日本人離れしたエキゾティックなビジュアル、哀愁漂う“ディープ感”と、艶のある“憂い”を兼ね備えたヴォーカリスト。
その歌声は、聴き込むほどに体に染み込んでゆき、最後には虜になってしまうほどの包容力をもつ!


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夏が来た!という掛声と共に、低音の産声を上げて生まれる。
居合わせた全員が男の子誕生!と思ったらしい。でも、その声を生かしてSingerに!などとは誰も思わなかった・・・。 そして、3歳になり華々しくバレエ界にデビュー。初舞台は真っ赤なキノコ役。
その後、メキメキと頭角を現し、9歳でロシアバレエインスティテュート(ロシアバレエの最高峰ボリショイバレエ)に合格。 15歳の時には「牧あさみバレエ団公演」に特別参加、2003年10月には文化庁バックアップのパリ・モスクア公演においてソロを踊るなど、 一時はプロのバレエリーナを目指すまでにあった実力の持ち主。ヴォーカリストとしてのその類まれな表現力は、クラシック・バレエを通じて培われたものだと窺うことが出来る。

11歳の時に出演したマイヤ・プリンセスカヤの舞台公演を機にモデル業を開始。ファッションショー、雑誌専属モデル、CMなどの活動を重ねる。
その頃から日増しにバレエリーナという様式ではなく、より自由なスペースの中で、リリカルに自身を表現したい、つまりは、歌を通じ表現する事への憧れが膨れ上がり、本格的に歌のレッスンを始める。

2004年初春、MISIAを発掘しトップアーティストにまで育て上げたプロデューサーとのセッションが、ヴォーカリストとしての人生を決断する出会いになる。
その媚薬的で妖艶な響きを持つ世界観は間違いなく唯一無二のヴォーカリストであるとともに、女性の心情をディープに描く詞世界や、楽曲のグルーヴを活かしたリリック・ワークにも異端なセンスと独特の景色を感じる。

2005.1月Releaseの「Gentleman」(Single)にて待望のメジャーデビュー!
その後、「Player」「Darling」「Goodbye feat. Nao’ymt」「Lovespace」の計5枚のシングルをリリースし、2006.5.24に満を持しての渾身作1st Album「perfume」を発売。 叙情感のある憂いのヴォーカルを軸に、R&B・HOUSE・SOUL・HIP HOP・FUNK等をクロスオーバーしたコンテンポラリーでCool&Beautyなサウンドは各方面から注目を浴びている。
ライフワークとなっているクラブでのLIVEイベントや、ファッション誌でのモデル活動と、その活動は日を追うごとにスケールアップしており、 最も影響を受けたアーティスト“Sade”のように孤高の存在を放ち、他にはない色で輝き続ける日はそう遠くはないであろう。