MONSTA X「LIVIN’ IT UP」オフィシャルインタビュー公開!

2018.09.14 TOPICS

――9月12日にMONSTA Xの4thシングル『LIVIN’ IT UP』がリリースされました。みなさんも13日にタワーレコード渋谷店に行かれましたが、店頭の様子はいかがでしたか?
I.M:毎回、僕たちの大きな写真を飾ってくださって、たくさんのCDが並んでいて、ファンのみなさんがそこに来てくれて。何度体験しても、毎回新しい感覚になりますね。

 

――今回は、収録曲2曲ともに日本オリジナル曲です。まず、表題曲の「LIVIN’ IT UP」からお話をきいていきましょう。
ジュホン:これまで日本でも、MONSTA Xらしいハードなサウンドの曲をリリースしてきましたが、新曲「LIVIN’ IT UP」は今までとちょっと違うイメージです。とてもノリがよくて、ピョンピョン弾むような楽しい曲になっています。
キヒョン:うん、ちょっとファンキーな感じで。
ミニョク:僕のボーカルパートは、ちょっとラップみたいな感じで、おもしろかったです。あと、トラックに電子レンジの「チン」っていう音が入っているのもちょっとしたポイントですよね(笑)。

 

――MVではダンスがフィーチャーされていますが、パフォーマンスのポイントは?
キヒョン:最後のサビに向かうジュホンくんとI.Mくんのラップパートが曲的にもパフォーマンス的にも一番盛り上がる部分。
ミニョク:“彩るような 刺激的スパイスさ”って部分の僕とショヌくんのペアダンスにも注目してほしいです。ショヌくんとは「From Zero」や「HERO」のイントロとか、ペアダンスをする機会が多いから、なんだか、しっくりくる(笑)。

 

――「LIVIN’ IT UP」は、音楽がもたらす「楽しい時間」をイメージして作られたそうですが、みなさんがプライベートで「楽しい時間」と感じるのは、何をしているときですか。
ジュホン:最近、レコーディングブースのある新しい作業室を作ったんです。そのブースに入って、常にラップと戦ってるんだけど、自分が望むフロウが出てくるとトリハダがたつくらいうれしくなります。僕にとっての一番楽しい時間です。
I.M:僕もジュホンくんと同じで、作業室で曲を作るとき。今作ってるのは、フューチャーベースで、ノリはいいんだけど、ノリだけじゃない感じの曲です。
ウォノ:僕は……。
ヒョンウォン:筋トレでしょ!
ウォノ:違うよ! 僕も、曲を作っているときですね。僕は、何気ない日常からインスピレーションを受けることが多いです。映画を見たり、本を読んだり、仕事で移動中に外を見たときとか。今、普段のMONSTA Xにはなかなかない、明るくてかわいい感じの曲を作っているんだけど、もうすぐお聴かせできるんじゃないかな?
ミニョク:僕は絵を描いているときかな。最近は写真を撮って、その上に絵を描いたりしています。スマホケースに描くのもいいかなって思っているところ。今年の夏、キヒョンくんが写真展を開催したのですが、以前、一緒に展示会をしたことがあるんです。それで最近また、描きたい気持ちになってきました。
ショヌ:プライベートでは、アニメを見てる時間かな。日本のアニメも、いろいろ見ていますよ。仕事では、僕らが一生懸命準備して、新曲を披露できたとき。そして、それをファンの方がよろこんでくれるのを見たときですね。
キヒョン:毎日が忙しいですけれど、1日の仕事を終えて宿舎に戻ってシャワーを浴びて、寝る前にドラマを見るとき。マーベル作品をよく見ています。
ヒョンウォン:僕は家じゃなくて、映画館で映画を見るのが好きなんです。ひとりで映画を見てるときがすごく楽しいですね。日本に来る直前にも映画館に行って、『search/サーチ』を見ました。1年に何本見るかわからないんだけど、ちょっと時間ができたら映画館に行くんです。
I.M:公開されてる映画を全部見る勢いで行ってますよ。
――ヒョンウォンさんはビッグフェス『ULTRA KOREA 2018』でDJ H.ONEとしてプレイしましたが、DJも楽しい時間なのでは?
ヒョンウォン:そうですね。MONSTA Xの活動とは違った楽しさやおもしろさがありますね。
I.M:うん、僕とショヌくんで見に行ったんですけれど、MONSTA Xのときより楽しそうでしたよ(笑)。パフォーマンスもうまくなってました。
ヒョンウォン:じっくり練習する時間はないんだけど、ちょこちょこスキを見て練習しています。

 

――もう1曲は「BLACK SWAN」です。こちらは、どんな曲でしょう。
ヒョンウォン:「LIVIN’ IT UP」よりも少し重たくてハードな曲です。「LIVIN’ IT UP」との対比が面白いんじゃないかな?
ウォノ:トラックのギターが入っている部分が、カッコいいよね。
I.M:アウトロの「BLACK SWAN」っていう僕の声を聴いてほしい! レコーディングのとき、アドリブで「こんな感じはどう?」ってやってみたんだけど、カッコよくできたと思います。
ウォノ:以前より日本語が慣れたからからかな、僕のボーカルレコーディングは、2曲ともあっという間に終わりました。
――ウォノさんは、すごく熱心に日本語の勉強をしていましたよね。
ウォノ:今もちゃんと続けています。スマホの「今日の日本語」っていうアプリも使って。
I.M:本当に、いつも勉強してますよ。

 

――10月3日には初の全国ツアーのDVD『MONSTA X, JAPAN 1st LIVE TOUR 2018 “PIECE”』がリリースされます。どんなことが、思い出に残っていますか。
ウォノ:大きな規模でツアーができたことが、とても思い出深いです。“PUZZLE”ってコンセプトも、ハートを描いて写真を撮るのもよかったし、本当に楽しかったです。
ジュホン:うん、“PIECE”っていうタイトルだったから、PUZZLEみたいにパーツが集まってハートを作るだけど、あれ、よかったね。
キヒョン:最初は、“なんだろう?”ってびっくりしたけど(笑)。
I.M:ハートもよかったし、ライブをしながらファンのみなさんとコミュニケーションが取れたのも幸せでした。

 

――DVDだからこそ、注目してほしい点はありますか?
ミニョク:「SPOTLIGHT」の“輝けるのさ”って僕のパートで、僕の顔がアップで映るんですけど、そこがカッコいいんですよ(笑)。本番では気付かなかったんだけど、DVDでチェックして気付きました。
I.M:あれ、あれ!(ヒョンウォンにむかって実演中)
ヒョンウォン:あ~、「Because Of U」で僕が振り返ってかわいいポーズをする部分があるんです。そこをチェックしてください。

 

――そして、10月には『2018 MONSTA X WORLD TOUR “THE CONNECT” IN JAPAN』が開催されます。ワールドツアーの日本公演となりますが、ワールドツアーではユニットステージが話題でしたよね。
ミニョク:メンバーたちのそれぞれの魅力、新しい魅力が見られるステージです。
キヒョン:うん、コンサートでしか見られないステージだからね。僕はミニョクくんとウォノくんと一緒のチームで、ウォノくんが作ってくれた曲を歌いました。まだ音源化されていない曲なので、ライブでしか聴けない。そこもポイントです。
ミニョク:僕、24歳だけど、高校生みたいな制服を着て歌いました。
キヒョン:そう、ふだんのMONSTA Xでは見られない姿だよね(笑)。ずっとハードなパフォーマンスを見ていただいたあとに、ユニットステージでまったく違うパフォーマンスをしちゃう。そんなギャップも楽しんでほしいです。
ジュホン:この3人のユニットステージは、日本のファンが一番喜んでくれるんじゃないかな?
I.M:心の準備が必要ですよね。ドキドキしすぎて、心臓が溶けちゃうかもしれないから。
――ショヌさんとジュホンさんのユニットは?
キヒョン:ふだんラップをやっているジュホンくんが歌うんです! そしてダンスパートがすごくカッコいい!
ジュホン:ショヌくんとのステージは、「あー、この人と同じグループにいられて幸せだなー」ってしみじみ感じるんですよね。やっぱり、ショヌくんのいるMONSTA X、そしてうちのメンバーがいるMONSTA Xが最高だって改めて思いました。
――ヒョンウォンさんとI.Mさんのユニットは?
I.M:僕たちは……。
ヒョンウォン:セクシー!
I.M:うん、この2人にユニットは初なんですよ。だから、新鮮。新鮮なセクシーです。
――ワールドツアーの延長なので、ユニットステージを見る事はできるんじゃないかと思いますが、ほかの見どころも教えてください。
ジュホン:VTRも見逃せないんです。「DESTROYER」は、ステージとVTRがつながっていて、コンサートに来た人だけがわかる物語になっています。
――今回は、韓国語の曲がメインになると思いますが、ワールドツアーそのままではないんですよね。
I.M:韓国や他の国でワールドツアーを見た方は、どんな感じになるのかわかるかもしれないけど、まったく同じものではなくて、変わる部分もあるんです。ちょっとした変化を持たせようと思っています。
キヒョン:詳しいことはまだ秘密です(笑)。
ミニョク:日本の曲もちょっと……。
キヒョン:だめ! 秘密!
――大阪城ホールは、日本での単独コンサートの最大キャパの会場ですね。大きいですよ~。
キヒョン:僕たちも、すごく楽しみなんです。こんな大きな会場で、しかも日本でできるのがありがたいですよね。
ミニョク:もっともっと大きなところでできるようにならないと!
――モンべべ(ファン)が準備しておくことは?
I.M:まずはペンライトを忘れずに。あまりにも楽しくて、夢中になって気を失っちゃうかもしれないので、必ず水分補給を忘れずに。水を持ってきましょう。
ウォノ:飛んだり跳ねたりしたら足が痛くなるので、ヒールの高い靴や固い靴は避けた方がいいですね。あとはMONSTA Xを愛する気持ちを持ってきてください。
ヒョンウォン:泣くかもしれないので、ティッシュも忘れずに!

 

取材・文/坂本ゆかり