BIOGRAPHY

Laurnea /  ローネイ


Laurnea _0310 本名ローネイ・ウィルカーソン。ネブラスカ州オハマ出身、72年4月17日生まれ。5人姉妹のうち、2人はローネイの1stアルバムでバック・コーラスを務めている。また母親は、サム・クックのバック・コーラスを務めたこともあるシンガーでもある。幼少から教会のゴスペル・コーラスに参加していた。17歳の時、両親の反対を押し切り、LA、ロンドン、アトランタと放浪の旅を続けた。LAではミュージカル出演、ロンドンでは、80年代を代表するUKソウル・グループ、ルース・エンズのメンバーとして活躍。    

その後、ボビー・マクファーリン主宰”ヴォイセストラ”参加、アレステッド・デヴェロプメントに在籍。アレステッド・デヴェロプメントのDJ、クウェシことDJケミットと結婚、アトランタに居を移す。

ラッパー、スピーチのアルバムへ参加、ジェイド、ペニー・フォードなどのバック・ヴォーカルを務めたり、映画出演(スパイク・リー監督『スクール・デイズ』、リチャード・バスキン監督『シング』、ビル・デューク監督『フードラム』)などをこなしつつ、自身のアルバムを制作、’97年、Yab Yumレーベルよりデビュー・アルバム『ベタ・リッスン』をリリースする。UKの男性シンガー、オマー、ラファエル・サディーク、スピーチらをプロデューサーに迎えたデビュー・アルバムは、ファンク、ソウル、ジャズを内包したサウンドで話題になる。同時期に脚光を浴び初めていたディアンジェロ、マックスウェル、エリック・ベネイらと比較され、”ニュー・クラシック・ソウル”後の”ネオ・ソウル”のオリジネーターとして地位を確立する。

 「私はレーベルに作られたアーティストではないの。Yab Yumレーベルが求めるアーティスト像と、いつからかズレが生じたわ。自然体で創作活動をすることができなくなってしまい、結局はレーベルを離れることにしたわ。」と、Yab Yumを脱退、2000年、新たな活動の場を見つけた彼女は、2ndアルバム『II』をリリース。’02年には3rdアルバム『ニュー・テリトリー』をリリースし順調に創作を続けていた。ユ00年には、グラミー賞受賞アーティスト、インディア.アリーとアトランタのクラブ、ブラック・リリーで知り合い、彼女のデビューを手伝った縁で、インディアのレコーディング、ツアーの主要メンバーとして参加している。