コンセルトヘボウ管との初共演盤『マーラー《千人の交響曲》』日本&韓国限定でCDリリース決定!

2025.10.17 TOPICS

 
世界三大オーケストラの一つであるロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団との初の共演盤『マーラー:交響曲第8番《千人の交響曲》』のリリースが決定し、「第1部〈現れたまえ、創造の主、聖霊よ〉」が先行配信されている。マケラとコンセルトヘボウ管による初のアジア・ツアーを記念して、日本および韓国のみCDも発売される。

 
本作は、2025年5月にアムステルダムのコンセルトヘボウで開催された国際的音楽祭「マーラー・フェスティバル」におけるライヴ録音となる。

「マーラーの第8番を指揮することは、人生でも忘れがたい瞬間のひとつでした。あの2回の公演には、関わったすべての人に特別なエネルギーがありました。それを舞台上で確かに感じましたし、きっと客席でも感じ取られていたと思います」

 
この壮大な演奏には、パリ管弦楽団合唱団、オランダ放送合唱団、ローレンス交響合唱団、オランダ国立児童合唱団、同少年合唱団を含む5つの合唱団と、8名の国際的ソリストが参加している。

「マーラーがこれほど多くの楽器と声部、そして複雑な対位法を用いたのは、力強さを誇示するためではなく、必要な“色彩”をすべて表現するためでした。まさにその逆なのです。リハーサルでは音の透明度にこだわりましたが、このホールはその点で理想的です。舞台から放たれるすべての音符に、ホールが固有の色を与えてくれるのです」

 
マーラー作品の解釈で世界的に知られるコンセルトヘボウ管の伝統は、1903年にマーラー自身が《交響曲第3番》を指揮するために初めてアムステルダムを訪れたことに始まる。当時の指揮者ウィレム・メンゲルベルクが、まだ一般に知られていなかったマーラー作品を熱心に擁護し、アムステルダムの聴衆に受け入れさせたことが、その後の伝統の礎となった。

以降、エドゥアルト・ファン・ベイヌム、ベルナルト・ハイティンク、リッカルド・シャイー、マリス・ヤンソンスといった歴代の指揮者たちが、この伝統をさらに発展させてきた。

そして、次期首席指揮者クラウス・マケラが、この豊かなマーラー伝統を継承し、クラシック界に新たな章を刻む。

 
 

『マーラー:交響曲第8番《千人の交響曲》』

発売日:2025年11月7日 (金)
UHQ-CD:UCCD-45040 ¥3,300(税込)

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▽収録曲

ヘイリー・クラーク(ソプラノ1:いと罪深き女)
ゴルダ・シュルツ(ソプラノ2:贖罪の女)
ミリアム・クトロヴァッツ(ソプラノ3:栄光の聖母)
ジェニファー・ジョンストン(アルト1:サマリアの女)
オッカ・フォン・デア・ダメラウ(アルト2:エジプトのマリア)
ジョルジョ・ベッルージ(テノール:マリア崇拝の博士)
ミヒャエル・ナジ(バリトン:法悦の教父)
タレク・ナズミ(バス:瞑想の教父)

オランダ放送合唱団(合唱指揮:ベンジャミン・グッドソン)
パリ管弦楽団合唱団(合唱指揮:リチャード・ウィルバーフォース)
ローレンス交響合唱団(合唱指揮:ヴィーハー・マンデメーカー)
オランダ国立児童合唱団&国立少年合唱団(合唱指揮:イレーネ・フェルブルフ)

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
指揮:クラウス・マケラ
 
録音:2025年5月15・16・18日 アムステルダム、コンセルトヘボウ(ライヴ)

 
 
【購入特典】

UNIVERSAL MUSIC STORE限定特典:クラウス・マケラ直筆サインカード
※11/6(木)23:59までにご予約いただいた方の中から抽選で5名様にプレゼント!

UNIVERSAL MUSIC STORE:ポストカード
Amazon:メガジャケ
タワーレコード:ポストカード(タワーレコード絵柄)

※特典は数に限りがございます。
※特典のお渡しは商品お届け時または店頭でのお会計時になります。
※特典付与のないお店がございます。

 
 
■来日公演
2025年11月11日(火) 京都コンサートホール
2025年11月13日(木) 高崎芸術劇場
2025年11月15日(土) 兵庫県立芸術文化センター
2025年11月16日(日) ミューザ川崎シンフォニーホール
2025年11月17日(月) サントリーホール
2025年11月18日(火) サントリーホール
https://www.kajimotomusic.com/concerts/2025-rco/

 
 

Photo:Eduardus Lee