BIOGRAPHY

トリオ・プロフィール

キット・ダウネスは、ノリッチのセント・ピーター・マンクロフトでオルガンの奨学生として学び、その後、パーセル音楽院と王立音楽院でピアノ、オルガン、作曲を学んだ。Empiricalというバンドでレコーディングとツアーを行い、ジャンゴ・ベイツやリー・コニッツらとも共演。ジェームズ、ペッターのほか、ドラマー=セバスチャン・ロッフォード、サックス奏者=トム・チャレンジャー、チェリスト=ルーシー・レイルトンとも頻繁にコラボレーションしており、ECMからの2019年作品『Dreamlife Of Debris』には全員がその全員が参加している。

ドラムス=ジェームズ・マドレンとの音楽的な付き合いは、2人がフラットメイトとして日常的に一緒に音楽を作っていた大学時代に遡る。ジェームズは、ロンドンの王立音楽院でパーカッショニストのマーティン・フランスに師事し、今日の英国ジャズシーンで最も需要のあるパーカッショニストの一人である。ノーマ・ウィンストン、マーク・コープランド、グウィリム・シムコックなどの録音や演奏に貢献し、キットのプロジェクトの大半のリズムを支えてきている。

ベース=ペッター・エルドは、ピアニストのジャンゴ・ベイツのBelovèdトリオのベーシストとして知られ、2010年にトリオに参加して以来、ペッターの独特の低音の貢献は様々な文脈で聞くことができる。アルバム『Study of Touch』(2017、ECM) 。ペッターは熟練したジャズ奏者としての活動のほか、エレクトロニクス、ヒップホップ、その他のポピュラー音楽の実験も行っており、ベルリンを拠点とするグループKoma Saxoなど幅広く活動している。