シンガーソングライター/ピアニストのキャンディス・スプリングスの『ブラック・オーキッドEP』は約2年ぶりとなる新作。

新曲3曲を収録しており4月20日より配信がスタート。

同EPのプロデュースを手掛けているのは、J・ディラの長年のパートナーとして知られ、コモン、エリカ・バドゥ、カニエ・ウェストなどを手がけてきたヒップホップ・プロデューサーであり、ポール・マッカートニーやダイアナ・クラールからも声のかかるベテラン・ドラマー、カリーム・リギンス。

新曲3曲のうち２曲はカヴァー・ソング。キャンディスのキラキラ輝くようなザ・スタイリスティックス「ピープル・メイク・ザ・ワールド・ゴー・ラウンド」（邦題：愛の世界（世界を動かす人たち））と、既にキャンディスがライヴでも披露しファンには馴染みのあるロバータ・フラックにより大ヒットした「ザ・ファースト・タイム・エヴァー・アイ・ソウ・ユア・フェイス（邦題：愛は面影の中に）」だ。そして、物思いにふけるような「ブラック・オーキッド」は、ギタリストでソングライターのジェシー・ハリスによるオリジナルでハリス自身もギターで参加しているアコースティックの音色が美しい。（ジェシー・ハリスは、ノラ・ジョーンズがブレイクするきっかけとなり、グラミー賞を受賞した「ドント・ノウ・ホワイ」の作家）

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