BIOGRAPHY

ユリウス・アザル / Julius Asal


1997年、ドイツ・フランクフルト近郊のタウヌス山脈に住む音楽一家の長男として生まれ、幼い頃からピアノと即興演奏を独学で学ぶ。フランクフルト音楽・舞台芸術大学、ハンス・アイスラー音楽大学、クロンベルク・アカデミーの「サー・アンドラーシュ・シフの若手ピアニスト向け演奏プログラム」で学ぶ。

数々のコンクールで受賞歴を持つ国際音楽祭や一流コンサートホールの常連であり、オックスフォード・ピアノフェスティバル、ラインガウ音楽祭、ロンドンのウィグモアホール、ウィーン楽友協会、ハンブルクのライスハレ、東京のサントリーホールなどで演奏。

近年は、師であるエルダール・ネボルシンやサー・アンドラーシュ・シフから多大な影響を受けているほか、アルフレッド・ブレンデル、ギドン・クレーメル、メナヘム・プレスラーなどからもインスピレーションを得ている。

2022年春、スペインのレーベル、IBSクラシカルより自身で編曲を施したプロコフィエフ作曲「ロメオとジュリエット」をリリースし、国際的な評価を得た。2023年、ドイツ・グラモフォン(DG)との専属契約を結んだ。