『WAR IS OVER! Inspired by the music of John & Yoko』は、米アカデミー賞を受賞した短編アニメーション映画で、ショーン・レノンとデイヴ・マリンズが脚本を執筆した同作には、ジョンとヨーコによるホリデー・シーズンの名曲「ハッピー・クリスマス（戦争は終った）」が印象的な形で使用されている。デイヴ・マリンズが監督、ブラッド・ブッカーがプロデューサー、ヨーコ・オノとショーン・レノンがエグゼクティヴ・プロデューサー、トーマス・ニューマンが音楽制作を担当したこの映画は、Lenono Music、ElectroLeague、WetaFX、Epic Gamesの共同制作により完成。20世紀を代表する重要な反戦歌をヒントに作られ、"どんなに分断が深まった時代でも人間同士の絆が私たちを結びつけてくれる"というメッセージが込められた感動的な映画である。

　ゾートロープ・ピクチャー・ディスク仕様のこの12インチ盤は、映画内の静止画像を使用してドリュー・テッツがデザインしたもの。おもて面のステッカーにはマックス・ナルチーゾによるイラストがあしらわれているが、この絵はジョンとヨーコが制作した"WAR IS OVER! (IF YOU WANT IT)"のオリジナル・ポスターも付属する映画の児童書版から取られたものである。そしてこの12インチ盤には、ショーン・レノンがプロデュースしたシングル「ハッピー・クリスマス（戦争は終った）／リッスン、ザ・スノー・イズ・フォーリング（ほら、聞いてごらん、雪が降っているよ）」のアルティメイト・ミックスを収録。これらはポール・ヒックスとサム・ガノンがミキシングとエンジニアリングを務めたトラックで、そのほかにトーマス・ニューマンが作曲／指揮した映画のサウンドトラックも併録される。

　ドリュー・テッツがデザインしたゾートロープ・ピクチャー・ディスク仕様の180グラム／12インチ盤は毎分45回転でカッティングされ、クレジットが記載されたタイトル・ステッカーを貼付したポリ塩化ビニル製の透明スリーヴに収納。

歌詞・対訳付（A面2曲目は歌詞のみ）