名曲「イマジン」と同名のアルバムがリリース50周年を迎え、これを記念して、不朽の一節「IMAGINE ALL THE PEOPLE LIVING LIFE IN PEACE」が世界中の有名な建築物に投影

2021.09.09 TOPICS

9月9日、ジョン・レノン&ヨーコ・オノの象徴的な名曲「イマジン」と同名のアルバムがリリース50周年を迎える。

これを記念して、不朽の一節「IMAGINE ALL THE PEOPLE LIVING LIFE IN PEACE(日本語訳:想像しよう、すべての人々が平和に生きていると)」が世界中の有名な建築物に投影された。

ロンドンの国会議事堂、セント・ポール大聖堂、リバプールのロイヤル・リバー・ビルディングとリバプール博物館、そしてベルリンの壁、さらにはニューヨークのタイムズ・スクエア、東京の日本橋近くのデジタル・ビルボードにこの一節が表示された。


 

   2021年9月9日、ジョン・レノンとヨーコ・オノが残した名曲「イマジン」と同名のアルバムが、そのリリースから50周年を迎える。

 1971年に発表された象徴的な名曲「イマジン」は、平和を訴えるアンセムとして世界中で広く支持され、とてつもない人気を博してきた。この曲をカヴァーしたアーティストはこれまでに200組以上にのぼっており、その中にはニール・ヤング、マドンナ、エルトン・ジョン、レディー・ガガといった人たちも含まれている。最近では2021年の東京オリンピックの華々しい開会式で作曲家ハンス・ジマーによって「新たに想像」され、世界中の数億人の視聴者がその様子を目撃することになった。

 この曲は非常に大きな力を持ち、とてつもない反響を呼び起こしてきた。発表から50年経った今年、この曲のそうした影響力を讃えるため、歌詞の中の最もよく知られた感動的な一節が、世界中の、これに相応しい象徴的な建築物に投影された。

 その一節「IMAGINE ALL THE PEOPLE LIVING LIFE IN PEACE(日本語訳:想像してごらん、すべての人が平和に生きていると)」は、ロンドンの国会議事堂とセント・ポール大聖堂、さらにジョンの故郷リバプールのロイヤル・リバー・ビルディングとリバプール博物館にデジタル投影された。

 またベルリンの壁にも投影され、ニューヨークのタイムズ・スクエアや東京の日本橋近くにあるデジタル・ビルボードにも表示された。

 今回の投影プロジェクトは、ヨーコが20年前に行なった同種のキャンペーンの続編と言える。そのキャンペーンでは、同じ一節が世界中の有名な場所に掲示された。

 本日、ヨーコ・オノは以下のコメントを発表している。「もしもジョンが今も生きていたら、このプロジェクトをきっと気に入ってくれたことでしょう。「イマジン」は、あのころ私たちが一緒に信じていたことを言い表した曲です。私たちは今も一緒ですし、私たちは今もこの曲で言い表したことを信じています。そうした感情は、50年前にこの曲を作り上げ、発表したあのときと同じように、今も大切なままです」。

 「イマジン」(同名の楽曲、アルバム、そして映画)の発表50周年を記念するため、9月10日にホワイト・ヴァイナル仕様のLP2枚組『イマジン』を限定盤としてリリースする。このコレクターズ・エディションは、高く評価された2018年のアルティメイト・ミックス(プロデュースはヨーコ・オノ、ミックスは、これまでにグラミー賞を3度受賞しているエンジニア、ポール・ヒックスが担当している)を採用。さらには「イマジン」のオリジナル・デモを含む数多くのアウトテイクが併せて収録されている。