ファレル・ウィリアムスが全編プロデュースを手がけたニュー・アルバム『Muse』を10月23日にリリース!先行シングル「Daylight」が公開

2026.09.09 TOPICS

EGOT(イーゴット:エミー賞、グラミー賞、アカデミー賞<オスカー>、トニー賞の4大アワードすべてを受賞した人物)受賞歴を誇る世界的アーティスト/シンガー/ソングライター/プロデューサーであるジョン・レジェンドが、ニュー・アルバム『Muse』(読み方:ミューズ)を10月23日にリリースすることを発表した。
本作は、グラミー賞受賞、アカデミー賞ノミネート歴を持つミュージシャン/映画製作者であり、慈善活動家、さらにルイ・ヴィトンメンズのメンズ クリエイティブ・ディレクターを務めるファレル・ウィリアムスが全編のプロデュースおよび共同ライティングを担当。20年以上にわたる友情を築いてきた2人にとって、初めて本格的にタッグを組んだプロジェクトとなる本作は、ゴスペル、スタンダード・ナンバー、ドゥーワップ、クラシック・ソウル、アフロビート、ヒップホップまで、ブラック・ミュージックのさまざまな系譜を織り合わせた、シネマティックかつ豊潤な作品に仕上がっている。

アルバムの発表にあわせて、リード・シングル「Daylight」もリリースされた。ジョン・レジェンドは現地時間9月7日、NFLシーズン開幕を記念して放送されたCBSの特別番組『America’s Tailgate』にナッシュヴィルから出演し、同曲を一足先に披露した。

「Daylight」の音源

『Muse』は、これまでとはひと味違うジョン・レジェンドの姿を映し出したアルバムとなっている。20年以上のキャリアを通じて、数々のバラードが多くのリスナーに愛されてきた一方、今回は自分自身ですら予想していなかったような作品を目指したとして、ジョン・レジェンドは次のように語っている。「これまでのレパートリーも、とても幅広いものだったと思います。ただ、キャリアを通じて最も大きな反響を得てきたのは、やはりピアノを中心としたバラードでした。今回はその定型をあえて崩して、フレッシュで新しいことをやりたかったのです。」

アルバム制作のきっかけとなったのは、ファレルがプロデュースを手がけたクリプスのカムバック・アルバム『Let God Sort Em Out』へのジョン・レジェンドの参加だった。収録曲「The Birds Don’t Sing」で披露した彼のヴォーカルに触発されたファレルは、その声を軸にアルバムを作ることを思いついたという。ジョン・レジェンドは次のように語っている。「ファレルから電話をもらった瞬間、“やろう”と思いました。僕たちなら、とっくにこういう作品を一緒に作っていてもおかしくないと、多くの人が思うかもしれません。でも実際には、まだ一度もなかった。むしろ、ようやくこの時が来たという感覚でした。」

2人は2025年1月、ファレルがメンズ クリエイティブ・ディレクターを務めるルイ・ヴィトン本社内のスタジオに集まり、パリで作曲とレコーディングを開始した。アルバムには、ニーナ・シモン、ナット・キング・コール、マーヴィン・ゲイからの影響も反映されている。「ファレルが最初から思い描いていたのは、クラシックでシネマティックな要素をふんだんに取り入れた、“ブラック・ジェームズ・ボンド”のような美学を持つ作品でした。ただ、その土台にあるのはあくまでモダンなバックビート。僕らしさも、彼らしさも感じられますが、どちらにとっても新しいサウンドになっています。僕とファレルという組み合わせは、考えただけでも相性がいいと思っていました。でも、実際に完成したものはその想像を超えていました。」とジョン・レジェンドはコメントしている。2人のコラボレーションは、ルイ・ヴィトンの2026年秋冬メンズ・ファッションショーで使用された、躍動感あふれるゴスペル調の楽曲「Pray For Ya」で一足先に披露されていた。同曲は6月に展開されたファレルの「モエ・エ・シャンドン アイス アンペリアル」キャンペーンにも起用されている。

アルバムの幅広い音楽性は、それぞれの収録曲にも表れている。オープニングを飾るタイトル曲「Muse」は、パリと芸術というロマンティックな背景のなかで、ある男性とその“ミューズ”との波乱に満ちた関係を、欲望から愛、そして裏切りまで描いた楽曲。「特定の誰かをモデルにしたわけではありません。僕たちが自由に物語を書けるような人物像を、2人で作り上げたのです。」とジョン・レジェンドは説明している。また、アルバム・タイトルは、音楽、科学、文学、芸術を司るギリシャ神話の9人の女神“ミューズ”にも由来しており、次のように付け加えている。「祖先もまた、僕たちにとってのミューズです。僕の音楽はいつも、彼らから受け継いだものを自分の中に通し、それを新しい形へと生まれ変わらせることでもありました。」

「Her」は、ジョン・レジェンドが幼い頃から親しんできたドゥーワップとゴスペルを取り入れ、恋に落ちる瞬間を優しくノスタルジックに描いた楽曲。ファレルをフィーチャーした「Get Back」では、“ブラック・ジェームズ・ボンド”というアルバムの美学を全面的に表現。壮大なホーンとストリングスを軸に、スモーキーでシネマティックなソウル・サウンドを展開している。「Are You OK?」では、恋人同士の口論を、皮肉と感情を読み解く知性を織り交ぜた厳しさのある愛情へと昇華。クリプスを迎えた「Bodies on the Floor」では、ギャング同士の抗争を思わせる言葉を、有毒ながらも抗いがたい関係性を描いた楽曲へと転化している。

『Muse』は、まさに2人による真のコラボレーション作品となっている。そのためには、ジョン・レジェンド自身もこれまでとは異なる形でクリエイティブの主導権を委ねる必要があったとして、次のように語っている。「このアルバムには、ファレルがすべて書いた曲を僕が歌っているものもあります。僕にとっては、ほとんどないことです。」 最終ミックスが完成した際、ファレルからは「信頼してくれてありがとう。辛抱強く付き合ってくれてありがとう」とメッセージが届いたという。ジョン・レジェンドは、「議論でどちらが勝つかでも、エゴでもありません。勝つべきなのは音楽そのもの。どんなぶつかり合いも、最後に勝つのはアートであるべきだと思っています。」と語っている。

ジョン・レジェンドは次のように続けている。「キャリアのある地点まで来ると、新しいものを作らなくなるアーティストは少なくありません。ヒット曲だけを演奏して、自分たちのコンフォート・ゾーンにとどまることだってできる。でも僕は、“これからも自分自身を証明し続けなければならない”という気持ちを失わないことが大切だと思っています。このアルバムには、“今こそ作るべきだ”という切迫感と、リスナーの皆さんにしっかり耳を傾けてもらうだけの価値がある作品にしたい、という思いを込めました。」

『Muse』のトラックリストは以下の通り:
1. Muse (feat. Pharrell Williams)
2. Pray For Ya
3. Her Introduction
4. Her (feat. Pharrell Williams)
5. Daylight
6. Get Back (feat. Pharrell Williams)
7. Are You OK? (feat. Pharrell Williams)
8. Under The Bridge Introduction
9. Under The Bridge
10. Next Time (feat. Pharrell Williams)
11. Bodies On The Floor - Taps Introduction
12. Bodies On The Floor (feat. Clipse)
13. Doing Me
14. Fireflies (feat. Pharrell Williams)
15. Everything
16. Sail Off
【リリース情報】
ジョン・レジェンド
『Muse』(読み:ミューズ)
2026年10月23日発売

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