【生誕100周年!】未発表ライヴ音源『ザ・タイベリ・テープス』先行リスニング・パーティ開催決定!
未発表ライヴ音源『ザ・タイベリ・テープス』の先行リスニング・パーティの開催が決定!
場所は、2025年に日本経済新聞「NIKKEIプラス1」掲載の全国ジャズ喫茶・ジャズバーランキングで、東日本エリア第1位に選ばれた創業58年のジャズ喫茶 いーぐる。
本作で初公開となる貴重な1960年代初頭のライヴ音源を、最高の音響システムでいち早く体感できるチャンスをお見逃しなく!
▼イベント情報
ジョン・コルトレーン『ザ・タイベリ・テープス』リリース記念 先行リスニング・パーティ
日時:2026年11月3日(火曜日・祝日)15:00~17:30
場所:いーぐる(新宿区四谷1-8ホリナカビルB1F)
参加費無料+飲食代金
TEL:03-3357-9857
http://www.jazz-eagle.com/
▼リリース情報

『ザ・タイベリ・テープス』
2026年11月6日(金)発売
3SHM-CD:UCCI-1066/8
コルトレーンは、1961年5月2日にアメリカを代表する音楽評論家・ジャーナリストのラルフ・J・グリーソンが行ったインタビューで「最近の素晴らしい作品のいくつかは、ライヴの現場で生まれたものなんだ。スタジオで録音されたものよりもクラブで演奏されたもののほうがいつもよく聴こえるのはわかっている。音質や再現性の典ではそうでもないかもしれないけれど、フィーリングという点ではね」と語っている。
また、まだカセット・テープもなかった時代にオープンリールのテープレコーダーを購入し、ジャズクラブでのライヴを録音したフランク・タイベリも同じように思っていたのだという。
現在98歳のフランクは、本作に関するインタビューで「私が持っていたコルトレーンのどの参加アルバムと比べても、ライヴは最高にリラックスした状況だった。アルバムは全部持っていたよ。でも、それらは私にとって、彼がクラブで披露していた演奏やインスピレーションには遠く及ばないものだった。とにかくリラックスした雰囲気だった——ショーボートや、まさにその頃のペップスといった小さなクラブの話さ。あるいは、ニューヨークで行ったクラブでさえもそうだった。かび臭い、1ドルでビールが飲めるようなバーのことさ。それでついに、私はあのレコーダーを買ったんだ」と語る。
ミュージシャンたちの間では、タイベリがコルトレーンの公演を、観客席から小型のリール・トゥ・リール・テープレコーダーで録音したテープの存在は知られていた。そのテープのケースにはタイベリが録音日、場所、出演者を記していたものもあるが、必ずしもすべてに記入されていたわけではなかった。
1960年から1964年にかけてのタイベリが録音していた時期、コルトレーンのラインナップで演奏していたミュージシャンの数は限られていたため、彼らの特徴的な演奏スタイルから特定することはそれほど難しくはなかったが、レパートリーの選択や、記載されている場合は公演の日付も手がかりとなったという。
本コレクションは決していい環境での録音ではなかったため、欠落しているベース・パートなどの音楽的情報を補うため、AIを含むさまざまな技術の活用について検討したという。しかし、コルトレーンの遺産管理団体とも協議した結果、音源本来の真正性を尊重するために新たな音楽的要素を作り加えることはせず、可能な限り余分なノイズを除去したうえで、当時の演奏をありのままの状態で聴けるようにするという判断に至った。コルトレーンとメンバーの生き生きとした白熱の演奏は、臨場感と感動を呼ぶものとなっている。
現在この音楽に耳を傾けると、それは過去の記録というより、まさに現在進行形のものとして響いてくる。好奇心と鍛錬、そして恍惚へと突き進む推進力を封じ込めた、生きたドキュメントともいえる。