BIOGRAPHY

米・ジョージア州のイースト・アトランタで生まれ育ったJ.I.Dは2015年にリリースしたデビューEP『Dicaprio』を機にアトランタのヒップ・ホップ・シーンに登場した。J.I.Dは自身の両親が集めていたクラシック・ファンクやソウル系のレコードを聴いて音楽に触れて育っていった。ヴァージニア州にあるハンプトン大学でフットボールチームに所属していたが、EarthGangのWowgr8(Doctor Dot)に誘われ、ラッパー、シンガー、そしてプロデューサー集団のSpillage Villageに参加する。音楽に専念するために2012年には大学を退学し、EarthGang、Bas、そしてAb-Soulとともにツアーに出る。そしてこのツアーの後、2015年に自身初のEP『Dicaprio』をリリースした。その後、J・コールやマック・ミラーなども参加したアルバム『Bears Like This Too Much』をSpillage Villageよりリリースなどした。2017年、J.I.DはJ・コールの持つレーベル、Dreamville Recordsとサインしたことを発表し、同レーベルより1stシングル「Never」をリリースした。そして、2017年3月にはデビュー・アルバム『The Never Story』をリリース。2018年7月にはデンゼル・カリーの「Sirens」にフィーチャーされるなど、自身の創作活動以外の場でも大きく活躍。そして、2018年9月にシングル「151 Rum」をリリース。そして、その年の自身の誕生日である10月31日に待望の2ndアルバム『Dicaprio 2』をリリースした。同アルバムは数多くの音楽誌から高い評価を受けたり、アルバムのジャケット写真が若かりし頃のレオナルド・ディカプリオに似ている役者を起用したことなどが話題となり、大きな注目を集めた。その後、過去最大規模のツアー「Catch Me If You Can Tour」を敢行する。