ジョン・コルトレーン生誕100周年 ジョン・コルトレーン生誕100周年

ジョン・コルトレーン生誕100周年

【Miguel Atwood-Ferguson】ジョエル・ロス、イマニュエル・ウィルキンス、シャバカらが集結したコルトレーン生誕100周年を讃えるアルバムをリリース!

2026.11.05 TOPICS

 

作曲家/編曲家/マルチ・インストゥルメンタリストとして多彩な活動を続けるミゲル・アトウッド・ファーガソンが、ジョン・コルトレーンの生誕100周年を讃えるアルバム『ANANTA: Spirit Of Coltrane』をImpulse! Recordsよりリリースした。Impulse!は、コルトレーンが『至上の愛』をはじめとする数々の代表作を発表した歴史的なレーベルでもある。

 
本作は、ミゲルが生涯にわたって影響を受けてきたコルトレーンの音楽と思想に向き合い、その精神を現代へとつなぐ作品。ブランディー・ヤンガー、ジェフ・パーカー、フライング・ロータス、イマニュエル・ウィルキンス、シャバカ・ハッチングス、エイゾー・ローレンス、ジョエル・ロスら、現代のジャズおよび即興音楽シーンを牽引する音楽家を含む、総勢21名のミュージシャンが参加している。

さらに、詩人アジャ・モネによるオリジナル作品も収録。世代やジャンルを横断する多彩なアーティストたちが、それぞれの感性を通してコルトレーンの音楽に新たな光を当てている。アルバムの中心にあるのは、コルトレーンの作品と哲学に対する壮大な瞑想なのである。

コルトレーンが遺した音楽への感謝を記録すると同時に、そのスピリチュアルな遺産を受け継ぎ、ジャズという枠を越えたコズミックな音楽へと広げていくトリビュート作品となっている。

 
アルバム制作にあたり、ミゲルはコルトレーンの作品への敬意を保ちながら、それを現代の音楽としてどのように響かせるかというバランスを追求した。

「至上の愛 パート2:決意」「セントラル・パーク・ウエスト」「マイ・フェイヴァリット・シングス」といった楽曲では、比較的オリジナルの形式を尊重しながら、参加ミュージシャン一人ひとりの個性的な演奏によって、よく知られた楽曲の中に新たな表情を引き出している。一方「ナイーマ」では、原曲が持つハーモニーや情感を残しながら、その音楽を大胆に再構築。さらに、コルトレーン作品の中でも特に演奏難度が高いことで知られる「ジャイアント・ステップス」は、高速かつ技巧的な楽曲という従来のイメージから離れ、バラードとして再解釈し、テンポを落とすことで、原曲の中にある内省的な側面と感情の深さを浮かび上がらせている。

 
ミゲルは、コルトレーンの楽曲を原型から大きく引き離すことを目的とするのではなく、リスナーが原曲を認識できる部分を大切にしながら、次世代の優れたミュージシャンを通して、それらの楽曲がどのような新しい姿へと変化し得るのかを提示している。

過去の偉大な遺産として保存するだけではなく、現在を生きる音楽家たちとの対話によって再び動き出させる本作は、生誕100周年という節目に、その精神を未来へと受け継ぎながら、新たな音楽的可能性を切り拓く一作となっている。

 
 
■リリース情報

ミゲル・アトウッド・ファーガソン
アルバム『ANANTA: Spirit Of Coltrane』

2026年10月30日リリース
Impulse! Records
https://MIiguelAtwoodFerguson.lnk.to/AnantaSpiritOfColtrane

1. ナイーマ feat. ブランディー・ヤンガー、ジョエル・ロス
2. コンパッション feat. フライング・ロータス、イマニュエル・ウィルキンス、ダヴィ・ビレージェス、マーカス・ギルモア
3. a force feat. アジャ・モネ
4. ジャイアント・ステップス feat. シャバカ・ハッチングス、ジョエル・ロス
5. マイ・フェイヴァリット・シングス feat. エイゾー・ローレンス
6. アフター・ザ・レイン feat. ジェフ・パーカー、 エレーナ・ピンダーヒューズ
7. 至上の愛 パート2:決意 feat. ジャスティン・ブラウン、 デヴィン・ダニエルズ、ハビエル・サンティアゴ
8. セントラル・パーク・ウエスト feat. イマニュエル・ウィルキンス、モーガン・ゲリン、ブランディー・ヤンガー、ダヴィ・ビレージェス、竹永龍馬、マーカス・ギルモア&アンドレス・レンテリア