BIOGRAPHY

ジェイ・コール、本名はジャーメイン・ラマー・コール(Jermaine Lamarr Cole: 1985年1月28日生まれ)。アメリカ合衆国ノースキャロライナ州ファイエットビル出身のラッパー。ラッパーとして活躍する傍ら、独学でピアノを学び、ケンドリック・ラマ―やジャネット・ジャクソンなどの大物アーティストに楽曲提供するプロデューサーとしても活躍。ヒップホップ・ラッパーとしてのキャリアは自作のミックステープ『ザ・カム・アップ (: The Come Up)』を2007年にリリースした際に始まった。同じくアメリカ合衆国出身の大物ラッパー・プロデューサーである、ジェイ・Zによるロック・ネイションと契約を交わした後に『ザ・ワーム・アップ (: The Warm Up)』と『フライデー・ライト・ナイツ (: Friday Light Nights』を続けてリリース。2011年9月にリリースしたデビューアルバム、『ザ・コール・ワールド: ザ・サイドライン・ストーリー (: The Cole World: The Sideline Story)』は全米Billboard200で初登場1位を獲得するなどし、新人アーティストとして勢いのあるスタートを切る。2013年には2ndアルバム『ボーン・シナ― (: Born Sinner)』を発表。初登場から3週目にしてこのアルバムも全米1位を飾る。その勢いは止まることを知らず、翌年、2014年に発表した3rdアルバム『フォレスト・ヒルズ・ドライヴ (: Forest Hills Drive)』も初登場で堂々の全米1位を飾り、いよいよ音楽界では無視することができないへとラッパーとなっていく。2016年に発表した4thアルバム『フォー・ヨア・アイズ・オンリー (: 4 Your Eyes Only)』は、例のごとく初登場全米1位を獲得するアルバムとなり、さらには同アルバムに収録された全10曲がすべて全米Billboard100のトップ40にランクインするという大変名誉な功績を残すこととなった。2018年4月16日、ジェイ・コールはファンのために無料のサプライズイベントをニューヨークのグラマシー・シアターにて開催し、その場で5thアルバム『ケー・オー・ディー (: KOD)』のアルバム試聴のシークレット・イベントを行った。同アルバムはジェイ・コールにとって全米1位を獲得する5作目のアルバムとなったと同時にデビューアルバムから5作連続で全米1位のアルバムを世に出すという快挙を成すこととなった。この他にも、ジェイ・Zやエミネムなどのビックネームによるツアーのオープニング・アクトに積極的に抜擢されるなど、数々の申し分のない実績を残している目の離せない要注目人物。

【J. コールの主なヒット曲】
2009 「Lights Please」
2011 「Work Out」
2015 「Wet Dreamz」
2016 「Love Yourz」
2017 「Déjà vu」
2018 「ATM」
2019 「MIDDLE CHILD」★最新シングル