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様々な困難を乗り越えて今最もポジティヴなエネルギーに満ち溢れている新生キーンの最新インタビューをUP!

2011.03.10 TOPICS

  Special
Interview 03

3枚目のアルバム『パーフェクト・シンメトリー』を完成させたキーン。様々な困難を乗り越えて今最もポジティヴなエネルギーに満ち溢れている新生キーンからティム・ライス・オクスリー(p)の最新インタビューを掲載!

インタビュー作成:妹沢奈美
インタビュー:高野裕子
訳:高野裕子/妹沢奈美
バンド:ティム・ライス・オクスリー(ピアノ)

――非常にポジティヴなエネルギーが詰まった、力強いアルバムが完成しました。今のバンドのムードがとてもいいことが音からも伝わってきますが、まず、アルバムが完成した今の気持ちから教えてもらえますか?

ティム:興奮してるんだ。誇りに思っているし、また完成してホッとしている。結局自分たちでプロデュースすることになって、思っていたよりずっと大仕事になったんだけど。

――自分たちでプロデュースしようとは、最初は思っていなかった?

ティム:そうだね。心のどこかにいつかは自分たちでプロデュースできたらなあ、という気持ちがあったことはあったんだけど。それには根 性というか、自信が必要だよね。考える時間も必要だった。”スパイラリング”や”ザ・ラヴァーズ・アー・ルージング”といったような曲がかなり上手くいっ たので、このまま続けてやってみようかという気になったんだ。

――このアルバムを聴いて、80年代に入ったころのデヴィッド・ボウイが、音楽的な冒険を取り入れ つつものすごくアップリフィティングな音作りに変化していったさまを、思い出しました。あなたたち自身は制作前には、どういう作品にしたいかという方向性 や青写真を描いていましたか?

ティム:僕らは、方向性とか青写真を描くほど計画的な人間じゃないんだ。本能に従って、ひとまずは以前からあった曲、つまり”アゲイ ン・アンド・アゲイン”や”ブラック・バーニング・ハート”、”ラヴ・イズ・ジ・エンド”なんかから始めたんだ。これらの曲は以前からあるキーンのスタイ ルで書かれた曲で、他の新しい曲を聴いてもらえばわかるけれど、その後には曲のスタイルも”パーフェクト・シンメトリー”のような、新しいスタイルへと変 化していったんだ。そこから次第に”ユー・ドント・シー・ミー”や”ベター・ザン・ディス”、”ユー・ハヴント・トールド・ミー・エニシング”なんかのよ うな一風変わった曲が出来上がっていったんだ。本能のおもむくままに、エキサイティングだと感じることをやってみたんだよ。計画したわけじゃなくてね。

――今作の制作にあたって、まずパリでジョン・ブライオンと、続いてベルリンでスチュワート・プライスとセッションされています。この2人の人選の理由を教えてください。

ティム:パリとベルリンでやったのは、どこか新しい土地に逃避してやってみたかっただけなんだ。新しい土地へいくと2週間くらい新鮮な 気持ちになれて創造的にやれるって、過去の経験から気がついたんで。2週間を過ぎると気が散漫になってきて……。それで2週間ごとに場所を変えてやろうと いうことにした。まずパリで2週間、それからサセックスにある僕らのリハーサル・ルームで2週間ずつやった。そのあとベルリンで2週間、またサセックスへ 戻ってきて2週間やって。当初ベルリンでは2週間以上の滞在を考えていなかったんだけど、2度目にいってみて僕らがすごくインスパイアされる場所になった んだ。それで延長を滞在した。それも本能的な判断だね。

――ちなみにベルリンへはわざわざ全員が夜行列車に乗って行かれたそうですね。どうしてそういう方法をとったんですか? 楽しかった?

ティム:パリとベルリンを選んだのは、3人とも飛行機が好きじゃないから。それに滞在して面白い都市を選びたかったし。ベルリンは特に 今とても面白いと思うからさ、すごくクリエイティブでね。ベルリンまでの列車の旅は、とても長い時間がかったんだよ。パリでベルリン行きの夜行に乗り換え たんだけど、うるさくて寝れなくてね。バーでお酒を飲んでたよ。でも鉄道というのは都市の真ん中を通っていくわけだから、ヨーロッパのいろいろな都市が見 れてとても楽しかった。冒険しているような気持ちになったな。

――ジャンルが違う2人のプロデューサーと仕事をしてみて、それぞれから学んだこと、といえば?

ティム:まずジョンなんだけど、去年このアルバム用に曲を書き始めた頃、僕らはかなりヒップホップを聴いていたんだよね。カニエ・ウエ ストとかジェイ・Zとかファレル・ウィリアムスとか。それでヒップホップとロックのジャンルをクロスするレコードが作れたらな、って思ったんだ。それには ジョンがぴったりだと思った。まあ、結果的にはそういうアルバムにはならなかったけどね。彼とはスケジュールのせいで4日しかスタジオに入らなかったけ ど、とっても触発されたね。大胆に好きなことをやる勇気を、つけてもらったんだ。とかくこれまでやっていた以外のことをやるって、難しいんだ。上手くいく のか、馬鹿みたいに思われるんじゃないかって心配しがちでさ。彼には励まされたね。音作りより話していた時間のほうがきっと長かったよ。

――スチュワート・プライスは?

ティム:スチュワートも似た感じだね。スチュワートはベルリンに来てくれて、夜一緒に出かけたりして楽しかったよ。彼は僕らと同世代 で、似たような音楽から影響を受けているんだ。だから音楽に対する姿勢というか価値観がとっても似てるんだよ。反流行で、クールな音楽がどうか、なんて気 にしない。むしろ逆で、クールじゃないほうがグレイト、って思っているくらい。だから僕らは、可能な限り流行遅れのサウンドを追求する宗派を生み出したと いうか……。まあ倒錯した考えかたではあるけれど、そうすることによって他人がどう思うかを気にせず自分の好きなふうに音楽が作れると思うんだ。

――プロデューサーとしての目線で、このアルバムで打ち出したかったこと、特に強調したかったことはどのあたりでしたか?

ティム:自分たちでプロデュースしながら何ができるか、まずは開拓していったんだよ。プロデュースは今回が初めてだし、バンドとしてと にかく他人がどう思おうが、好きなことをやる。恥ずかしがらずにやるという点かな、そんな姿勢を貫いたんだ。それがとても上手くいったと思う。

 

――話は変わりますが、前作のツアーを終え、今年の1月に入るまで、基本的にはメンバーそれぞれがゆっくりと休みに入ったと聞いています。その間、あなたたちはそれぞれ何をして疲れをいやしていたのか教えてください。

ティム:8月にツアーを終えて、レコーディングを開始したのが1月だったから4ヶ月のオフがあったことになる。その間に僕はアルバムの ほとんどの曲を書いたんだ。だからかなり仕事をしていたけれど、その時期は同時にエネルギーの再補給も出来たと思う。それはとっても重要だよね。セカン ド・アルバムは1枚目のツアーが終わってすぐに作ったから、僕らとっても疲れてた。それに比べると今回は、1月にスタジオに入ったとき凄くエネルギーにあ ふれてたんだ。

――あなたはその間も、ずっと曲作りをなさっていたわけですね。今作は”ユー・ハヴント・トールド・ミー・エニシング”に特に顕著なように、実験的なアレンジが為されている曲もいくつもありますが、曲作りの「方法」自体にも変化があったのでしょうか?

ティム:曲作りの上では、意識的に違った方法で書こうと努力したね。ギターやシンセサイザーをもっと使ったし。これまで同様にピアノで 書いた曲もあるし。それからリズムを基盤に曲を書こうともした。例えばこれまでやったことのないようなリズムをまずループで作ってから始めたり、これまで 試したことのないグルーブから始めたりとか。

――明らかに、朗らかな明るさに満ちた曲が増えたわけですが、あなた自身には曲調を変えたい、変化させたいという意志はどれくらいありましたか?

ティム:少々あったかな。何よりも、自分の気持ちが以前よりハッピーでポジティヴだったんだよ。新作の内容はこれまでと同様シリアスで 思慮深いと思いたいけれど、スピリットの点でポジティヴで、明るいかもしれないね。人類にたいする慈しみに溢れているというか。人類として何かに貢献した いという気持ちがあるというか(笑)。

――80年代のポップ・ミュージック、たとえばペット・ショップ・ボーイズなどを思い出させるような曲もありますが、あなた自身は80年代の音楽からやはり大きな影響を受けている? 特に、好きなミュージシャンや影響を受けたバンドなどはいましたか?

ティム:バンドを始めたのは90年代だったから、当時の音楽といえば、80年代とかなり違っていてレディオヘッドとかグランジとかが主 流だった。そんな背景から僕らの音楽は出てきた。ところが新作の場合とっても開放感にあふれていて、潜在的には子供のころに聞いた楽観的なポップ・ミュー ジックに音楽の発端があるのではないかな。そういった音楽というのは当時自分でもあまり意識してなくて、それが何だったかのかも覚えていない。僕の子供の ころの楽しい思い出に、母に連れて行ってもらったローラー・ディスコがあるんだ。とっても80年代的なんだよね。体育館の中をグルグルローラー・スケート で回っているだけなんだけど、そこにPAからすごくキラキラした音楽が流れてきて。あの頃のそんな音楽を今聞いて、記憶にあるのにタイトルとか知らない曲 が沢山あるんだ。10年後に聞いて何だったか発見する曲もあったし。ジョン・レノンの”夢の夢”とか、a-haの”テイク・オン・ミー”とか、ペット・ ショップ・ボーイズ、メル&キムとかさ。とにかく派手なけばけばした音楽……そういった音楽って自分の意志で聞いたんじゃないけれど、子供のころの思い出 の中に潜在意識として潜んでたんだ。

――レコーディングの話に戻りますが、休暇を取られて本当に良かったことが音全体の変化に表れてい ます。レコーディングそのものも、前作のレコーディングの雰囲気とはがらりと変わっていたのではと推察しますが、前作のレコーディングの雰囲気と最も変化 したのは何だったと思いますか?

ティム:確かに休暇が取れたのは良かった。それに今回の場合、スタジオに入る前から新曲をレコーディングするのが楽しみで、わくわくし てたんだよ。2007年の暮れには、いろんなアイデアが飛び交ってて、トムが家に来て歌ったりして新曲を作りあげたりした。プレッシャーはなくて、リラッ クスして楽しくやれたんだ。だからレコーディングを開始したときは、皆がこのアルバムを作りたくてたまらない気持ちだったんだ。精神的にとっても良い環境 だったね。それだから全員がレコーディング中もどんどんアイデアを出し合って、創造的にやれたんだよ。自分たちの音楽を作ってるんだ、という意気に溢れて いた。アルバム作りは常にそうあるべきだけど、2枚目のときはかなり疲れていたから。

――トムやリチャードがレコーディング中に出してくれたアイデアで、これまでの彼らとは違う、今の彼らならではのフレッシュなアイデアだと特に感じたことがあれば、教えてください。

ティム:うーん、あまり意識してなかったな。例えば”ベター・ザン・ディス”をやっていたとき、最初はモータウン的というかファンキー というかそんなグルーブが沸いてきて、まったくキーン的でなくてね。僕はすごく不安だったんだけど、トムがとっても気に入ってね。新作はこんなサウンドに 向かっていくんじゃないか、って言ったんだ。お互いを励ましあい新しいことに挑戦する、そういう良い関係が作れたと思う。お互いのエゴにとらわれずにね。

――しばらくそれぞれが休暇をとられてからセッションに入ると、他のメンバーともフレッシュな目線 でつきあえたのではないかとも思います。今作のセッションやレコーディングにおいて、トムやリチャードについて、あなたが新しく発見したこと、さらに深い 友情を感じた出来事などあれば教えてください。

ティム:子供の頃から一緒に育ってきた人間を新しい面から見るって本当に難しいことなんだよね。15年も前からの知り合いだと、関係が 固まってるんだよ。昔ジョージ・ハリソンが『ポールはいつになっても僕より18ヶ月年上だ』と言ってたけど、まさにそんな感じなんだよ(笑)。だから、お 互いの変化を受け入れるというのが難しいのかもね。お互いを尊重するといのが大切なんだろうな。

――では、前作のころには様々なトラブルがあって、解散してもおかしくない状況だったと思いますが、あなたたちが「解散」という道を選ばなかった理由は、今考えると何だったと思いますか?

ティム:確かに解散に近いところまで行ったこともあった。今振り返ってみれば、当時は何もかもが大事件に思え、問題があればそれが絶対 に克服できない巨大な山のようにそびえ立っているかのようにさえ思えたんだよ。良い面を見落としてね……。今振り返ってみれば、ちょっと大変な2~3週間 があっただけなのに(笑)。とにかく最悪の時期だったけど、それを乗り越えられて嬉しいね。解散しなかったのは、僕ら3人は、大切に築きあげていくに値す るものを持っているんだって発見できたことかな。

――オフィシャル・サイトで、繰り返し出てくるモチーフとして「名声(fame)とスターになることへの21世 紀ならではのオブセッション」と、「戦争」の2つをあなたは挙げておられ、とても興味深く思いました。現代を生きる人間の誰もが離れられないこういうモ チーフを曲に無意識の中で織り込まれたということは、つまりキーンにとっての「曲」とは日常とかけ離れたおとぎ話を作ることではなく、日常を映すべきもの だ、という気持ちがあなたにはあるのでしょうか。

ティム:そう思うよ。僕ら華やかな世界には興味がないから。セレブとかね。音楽だけが僕らにとっては最も重要なんだ。だから僕らの日常 生活は、普通の人と変わりがないんだよ。僕らは多くの人と同様の不安や悩みを抱えている。過去のアルバムにもそういった要素はあったけれどね。新作の場合 は、その不安や悩みをいかにポジティヴに克服するかという課題に取り組んだ作品だと願っているよ。

――「名声とスターへの憧れ」というのは昔から様々な問題を抱えていたトピックですが、21世紀ならではの問題というと、あなたは何だと思いますか。

ティム:何だろうね。”ベター・ザン・ディス”はセレブレティー文化についての曲だし、いろんな雑誌が名声やスターへの憧れを祭りあげ てる状況に触れているんだ。有名になることが人生の最大の課題になるって、救いようがないよね。人間の本当の価値、優しさとかが過小評価されて、悲しい ね。

――そして「戦争」に関してですが、あなたはオフィシャル・サイトで「それでも希望を感じさせる曲を作りたい」と話しておられ感銘を受けました。では、こういう危機的な時代において音楽、ひいてはアートというものが果たす役割とは何だと思われますか?

ティム:例えば”パーフェクト・シンメトリー”は少々ヒッピー的な視点で書かれた曲といえるかもしれない。人類の一生なんて本当に短い のに、復讐心に燃えたり、暴力行為に走ったり。そんなものを一体だれが望むだろう、って思いたいけれど、実際には僕らの日常の大きな一部として存在するん だよね。だからアルバムを通してより良い世界を作りたいという望みが貫かれているんだ。同時に、戦争を始める人たちに対する懐疑心を漠然と表現している。 誰かを責めているんじゃなくて、僕ら全員がこの状況を生み出した責任の一部なんだって。それはなぜだろう、と問いかけているんだ。ここでは、それが僕らに できることかな。

――”スパイラリング”は歌詞もとても興味深かったです。歌詞は具体的に、何にインスパイアされましたか?

ティム:人間の大志と、現実に達成しえることのギャップについての曲さ。頭の中では完璧な人生を描いているけど、現実的には自分の人生 はそうじゃないんだ。アルバムのタイトル『パーフェクト・シンメトリー』もそういったことを、皮肉をこめていっているんだ。夢と現実は全く同じではない、 ということなんだよ。まあ、暗い冗談がこめられたタイトルだね。

――今作の歌詞の中で、あなた自身が特に気にいっている曲を一つ挙げてもらえますか?また、その理由は?

ティム:全部の曲が気に入っているから選ぶのは難しいな。”スパイラリング”はとっても気に入っているよ。特に『恋におちるのは、自分 自身に恋しているだけ』って一節が特にね。あと”ザ・ラヴァーズ・アー・ルージング”の中に出てくる『僕らは恋にすがる、道の角を蛇行する車のように』っ て一節もね。

――先ごろ”スパイラリング”を一週間無料ダウンロードで発表されました。歌詞の面でもサウンドの部分でも、新たなキーンを伝えるこの曲を、そういう形で発表しようと思った理由を教えてもらえますか?

ティム:僕ら自身のアイデアだったんだけど、あれをやったのは、まだアルバムが完成していないときで、出来上がった曲をすぐに聴いても らいたかったんだ。僕らあの曲は仕上がりがとっても気にいってて、みんなはどう思うかな、って興味があったからやったんだ。結果的にイギリスのラジオやい ろいろなところでかかったりして、大きな話題になってかなり注目されたけど、実はそういった意図はなかったんだ。だから驚いたな。

――そして実際、この曲は一週間で50万ものダウンロード回数があったそうですね。いかに人々がキーンの新曲や新作、つまりは新たなステップを楽しみにしているかの証拠だと思いますが、その結果を聞いてどう感じましたか?

ティム:僕らの新曲への興奮がファンに伝わったって感じだね。そのせいでアルバムも自信をもって完成させることができた。インターネットって即時の反響が得られる点で素晴らしいね。

――3枚目のアルバムを作ってみて、あなたの考える「いい音楽」の持ちうる要素というものには、何か変化はありましたか?

ティム:そうだね、結局、一番重要なのは僕ら3人が好きな音楽をやることなんだ、という点に気がついた。それが僕らにとってのいい音楽 なんだ。僕らにとって良いサウンドなのか、良い曲なのか、それが重要さ。シンプルな考え方のようでかなりそれを貫徹するのは難しい。周囲の反応や流行やい ろいろなものに、心を迷わされるのは簡単だからね。

――新作を作り上げてみて、何か新たにやってみたいこと、挑戦したいことのアイデアなどが生まれたりはしましたか?

ティム:これと具体的にはいえないな。でもアルバム作りが終了したとき、悲しく感じたんだ。こんな楽しい作業がとうとう終わるんだな、 と思うと。やっと辛い仕事が終わった、なんて気持ちは全くなかったよ。凄く楽しかったから永久にやっていたかった(笑)。まあ、そういう終わり方ってよい 終わり方だと思うけどね。だからまたスタジオに入りたいって感じてる。”スパイラリング”みたいな曲が満載のアルバムを作ってみたいなって気持ちはある な。エレクトロニックなアルバムも作ってみたいし。でも、そう感じるだけで現実でどうなるかはわからない。だって去年の今ころ、僕らはヒップホップのアル バムつくる気でいたんだから。僕ら、とっても移り気なんだよ。

――日本のファンたちは、新作はもちろん、あなたたちの再来日も首を長くして待っております。そんな彼らへのメッセージをお願いします。

ティム:また僕らを招いてくれるなら、ぜひまた日本へ行きたいね。前回は大事件が起きてしまったから。とっても申し訳ないと思ってい る。キーンのキャリアの中で最低の事件だった。だからこそそのつぐないをしたいというか。日本には3、4回行ったけど、毎回とっても良くしてもらっている から、ぜひまた来日したいよ。