BIOGRAPHY

INFINITY SONG/インフィニティ・ソング


インフィニティ・ソング(Infinity Song)はNYを拠点に活動する、兄Abraham、姉Angel、弟Israel、妹Momo Boydの4人きょうだいによって構成されるソフトロックバンド。
緻密なコーラスワーク、幻想的なリリック、美しいギターリフを融合させたサウンドで、ライブでも音源でも観客を魅了する唯一無二の音楽体験を生み出している。

インフィニティ・ソングは、1997年にデトロイト・ボーイズ&ガールズ合唱団を設立した両親のもと、他の5人の兄弟姉妹とともにホームスクーリングで育てられ、学業と音楽教育の両方を家庭内で受けた。幼少期からステージに立ち続け、クラシック、ゴスペル、ジャズをルーツに持ち、Pat Metheny、Marvin Gaye、The Winans Familyなどのアーティストから影響を受けている。

インフィニティ・ソングの歩みは、2006年に父John Boydが家族をデトロイトからニューヨークへ移住させたことから始まった。彼らはメトロポリタン美術館やタイムズスクエアなどニューヨーク各地で演奏を重ね、特にセントラルパークのBethesda Fountainを約12年間にわたりメインステージに据えて活動する。偶然立ち寄った観光客を熱心なファンへと変え、その評判はやがてJAY-Zの耳にも届くこととなった。

2016年、JAY-Z自らの手によってRoc Nationと契約。「自分たちらしいサウンドを貫くように」と後押しを受けながら活動を続け、2020年にはデビューアルバム『Mad Love』をリリース。多くのバイラル動画と相まって数百万回再生を記録し、ハリウッドの著名人たちからも注目を集めた。

近年のインフィニティ・ソングは、彼ら自身が“Metamorphosis(変容)”と呼ぶ新たな音楽フェーズによってさらに加速している。ソフトロックを軸に、ポップやソウルフルなメロディを融合させたスケール感のあるサウンドは、世界中のリスナーを惹きつけてやまない。大きな転機となったのが、シングル「Hater’s Anthem」のバイラルヒットだ。Doja Catをはじめとするアーティストからも支持を受け、世界中で数百万規模のシェアを記録。The Fifth Dimension、The Mamas and The Papas、ABBAといった70年代を代表するグループになぞらえられるようになった。

さらに、“Metamorphosis”期のシングル「Slow Burn」「Sinking Boat」も続けて話題を呼び、彼らの人気は一層拡大していく。2024年にはワールドツアーを敢行し、ロサンゼルス、トロント、ロンドン、マンチェスター、ブリュッセル、ベルリン、パリなど各地でソールドアウト公演を成功させた。さらにBonnaroo、Lollapalooza、Pitchfork Parisといった大型フェスにも出演し、グローバルシーンでの存在感を確かなものにしている。

ライブアルバム『Infinity Song LIVE』(2025)では、彼らのダイナミックなライブパフォーマンスの魅力を余すことなく収録。そして2026年には、セルフタイトルの3rdアルバム『INFINITY SONG』のリリースを発表した。勢いを増し続けるインフィニティ・ソングは、これから先さらに大きな飛躍を遂げようとしている。