エスペランサがコラボレーターのコーリー・キングが参加したシングル「Formwela 5」をリリース！

先月オレゴン州ポートランドの「ソングライツ・アポセカリー・ラボ」で制作・録音されたばかりの新曲で、エスペランサは兄（または兄のような親戚）に愛を伝える必要性からこの曲を制作したという。

“私もまだサバイバルモードの孤独な子供だけど／それに取り組んでいる間の約束／私はあなたを愛している私はあなたを愛している／あなたがそれを探している限り／あなたはサイン／人生があなたをも愛しているということ” と歌っている。

また、同じくポートランドでのセッションから生まれた 「Formwela 6」が来週25日(金)にリリース予定。

Esperanza Spalding / Formula 5

♪LISTEN

 
エスペランサは、日本時間6月19日（土）5:00AM～自身のYouTubeチャンネルでライヴ配信イベントを行う予定。このイベントでは、LMCC「River To River Festival」の一環としてニューヨークで行われている「ソングライツ・アポセカリー・ラボ」のセッションに密着。ライヴ配信では、この創作プロセスを視聴者に提供し、ラボのメンバー、研究者、ミュージシャンによるディスカッションや、少人数の観客とのライブQ&Aセッションなども予定されており、イベント自体は6月22日まで行われる。

ニューヨークのラボの詳細は下記をご覧ください。
https://lmcc.net/river-to-river-festival/esperanza-spalding/

 
「Formwela 5」リスニング・ガイド

子の尊敬の念とは、守るべきもの、耐え忍ぶべきもの、輝くべき生存スタイルを持った男兄弟の硬い殻に包まれた心の体の奥にある巨大な心臓神経を貫く。
あなたには理解できない方法で生き延びてきた兄にあなたの愛の記録を伝え、二人が生まれた世界への深い贈り物であることを認識するために。

「ソングライツ・アポセカリー・ラボ」で制作された楽曲は、プラスチック製のコンパクトディスクやポリ塩化ビニール製のレコードではなく、それぞれのフォームウェラが意図する救済効果や使用方法を具現化するために共同でデザインされた機能的なオブジェとともに販売される。これらのオブジェクトの売り上げは、ソングライターズ・アポセカリー・ラボの継続的な実験と共有のための資金となるとのこと。

「Formwela 5」では、黄色い耳の形をしたアイロンパッチが予約販売されている。この耳を手に持って、必要なことを言う練習をしながら、その言葉がX線のように、無防備な兄弟の心に放射され、無条件の愛の輝きの中で、自由に浴びたりはねたりするのを想像するのが目的だという。他にも、セーターの袖口やリビングのカーテンの縫い目、枕カバーなどにアイロンで貼り付けたり、言葉を発する道具をすぐに手に取れる場所に貼り付けたりして、兄（または兄ような人）に博愛を語る練習をしてみよう。