BIOGRAPHY

ED MOTTA


ED MOTTA 1971年、リオ・デ・ジャネイロ北部のティジュカ生まれの29歳。叔父は、60年代のブラジル・ファンクの大御所、チン・マイア。7歳のころから「サ タデー・ナイト・フィーヴァー」に憧れディスコ・ミュージックに傾倒する。その後、ロックにも目覚め、ヴァン・ヘイレンからジェフ・ベック、フリー、ロ リー・ギャラガーなどを聴き漁る。1988年WEAブラジルから、リオ北部のゲットー、ジャペリ出身のバック・バンド、コネクシオン・ジャペリを従え、 「エヂ・モッタ&コネクシオン・ジャペリ」でデビュー。その後1990年、1992年にオリジナル・アルバムを発表、ライヴ盤を1993年にリリース。 90年代のMPB(*)を代表するシンガーとしての評価を得る。その後、アメリカに移住、音楽についてさらなる研究をした後、1997年今回リリースする アルバムを発表、1998年にはリミックス盤もリリースされた。今後のブラジル・ポップス界を背負って行くミュージシャンとして、期待されている。

*MPB(エミペーベー)=MUSICA POPULAR BRAZILEIRAムジカ・ポプラール・ブラジレイラ……「ブラジリアン・ポピュラー・ミュージック」のことを指すが、現代のブラジルでは、ボサ・ノ ヴァ以降のブラジルのコンテンポラリー・ミュージックという意味でよく使われる。