昨年5月にデビュー・アルバムをリリースしたイギリスの5人組バンド イージー・ライフ（Easy Life）が、今年8月12日にニュー・アルバム『MAYBE IN ANOTHER LIFE…』を発売することを発表した。同時に、同ニュー・アルバムより先行シングル「DEAR MISS HOLLOWAY」をリリースした。

＊イージー・ライフ＆ケヴィン・アブストラクト「DEAR MISS HOLLOWAY」試聴ビデオ

「DEAR MISS HOLLOWAY」は、米・ヒップホップ・グループのブロックハンプトン（BROCKHAMPTON）のフロントマンであるケヴィン・アブストラクトと、英・レスターの5人組による、世界を結ぶコラボレーション曲。イージー・ライフのフロントマンのマレー・マトレーヴァーズ曰く、この曲は、“叶わぬ恋への切なくもうっとりとした西海岸の賛歌“だそう。イージー・ライフの楽曲の作詞・作曲をメインで手掛けるマレーは、“Miss Holloway”は学校の教師のことなんだ、と話し、その先生への片思いを「来世では、サイコロを振ってみたら、僕たちうまくいくかもね」と歌っている。

マレーとケヴィンはSNSのDMで初めて連絡を取り合い、その後米・ロサンゼルスで実際に会い、お互いのデモなどを聴かせあった結果意気投合し、今回のコラボが実現した。マレーによると、結果的に「DEAR MISS HOLLOWAY」は“イージー・ライフの2ndアルバムの基礎”となったとのこと（歌詞にはアルバム・タイトルも含まれている）。

8月リリースのニュー・アルバム『MAYBE IN ANOTHER LIFE…』は、メランコリックで高揚感があり、非常に洗練されたサウンド、とバンドが淡々と新しい高みを目指し続ける一方で、昨年発表したデビュー・アルバムが全英2位を記録したからこその人々の期待に挑戦するものでもある。前作『ライフ・イズ・ア・ビーチ』（Life’s A Beach ）がイージー・ライフの“晴れ姿”だとすれば、新作『MAYBE IN ANOTHER LIFE…』は、現代のイギリス人の生活に対するマレーの鋭い観察が最も際立つロックな作り話だ。実際、同アルバムに収録される先行シングル「BEESWAX」は、オンライン上での過剰な情報共有や、パンデミック後のプライバシー保護、境界線の必要性について歌っている。

＊イージー・ライフ「BEESWAX」ミュージック・ビデオ

“no regrets”という快楽主義的な考え方に基づき結成された脱力系バンド イージー・ライフ。そんな彼らは今年、ニュー・アルバム発売翌週の週末8月20日・21日に東京と大阪で行われるサマーソニック出演のため初来日が決定。アルバムをしっかり予習した上で、二度とない”日本初ライヴ“を堪能頂きたい。

【リリース情報】
イージー・ライフ＆ケヴィン・アブストラクト ニュー・シングル「DEAR MISS HOLLOWAY」配信中

 
 
イージー・ライフ ニュー・アルバム『MAYBE IN ANOTHER LIFE…』2022年8月12日発売予定
試聴・予約
（日本盤CDも発売予定。詳細は近日中にイージー・ライフ日本公式HPにて発表予定）