当HPで募集したダナ・グローヴァーへの質問を、プロモーション来日したダナに直接答えてもらいました。
大変お待たせしましたが、ここにそのQ&Aを一挙掲載!

 

Q.曲作りのインスピレーションの源とプロセスについて教えて下さい。
A.曲はピアノを弾いているうちに思い浮かぶことが多い。詞は自分の体験だったり、人から聞いた話をヒントにしたり・・・。でも詞が曲より先にできる、つまりポエムとして書くということはほとんどありません。

Q.あなたが歌う時は一体どんな気持ちですか?それぞれの歌には情景や世界がありますか?表現という意味で「歌」と「話」方法ではどちらが素直に自分の気持ちが表せることができると思いますか?
A.いつもひとりでピアノを弾くときのように目を閉じて自分だけの世界に浸ってしまう。曲作りもそうやってピアノを弾きながら思いつくことがほとんどだから、歌詞もとても重要だけれど、音楽で表現するのが私にとっては自然なことみたい。

Q.『テスティモニ』の収録曲で、ダナさんにとって、これからどんなにたくさん曲を作っても、いつまでもライブで歌い続けたいと思う1曲は、どれですか?
A.どの曲もスペシャルで選べないけど、今の気持ちは「レイン」かな。自分の人生において重要な変化が起きたときの歌だから大切に歌いつづけたい。

Q.ドラムスやベースに参加しているエイブ・ラボリエル親子とはどういう経緯で参加したんですか?ポール・マッカートニーのライブのメンバーでもあったエイブ・ジュニアはどんな方ですか?
A.プロデューサーの紹介です。びっくりするくらい親子揃ってよい人たちで楽しく仕事できました。

Q.ダナ・グローヴァ-さんの歌っている姿をテレビで見てひきつけられました。その声にも私をひきつけるものがありました。以前モデルをやっていたということですがどうして歌手になったのですか?そのきっかけを教えて下さい。
A.音楽が最初でした。モデルは16歳のときにNYへ行く話をもらって、それで始めただけ。真剣に取り組んではいたんだけれど、やはり音楽の道に進みたいという気持ちが強くなり、音楽に専念する決断をしました。

Q.モデルをやめてシンガーになってよかったことはありますか?
A.一番最初からの夢が叶ったこと。いざ実現してみると、せっかくのチャンスを無駄にしたくなくて肩に力が入ったりもするけれど、大好きな音楽で人とつながり合えるのはちょっとシャイな私にとってはうれしいことです。

Q.今までと違って歌手として自分をアピールする中で、違う点というのはどういう点ですか?
A.モデルと違って、今は本当の自分自身をさらけ出すことをしているわけだから、やり甲斐があると同時にとても無防備な気持ちになることもあります。

Q.どのアーティストが1番好きですか?
A.ソウルフルなシンガーたちが好き。アレサ・フランクリン、スティーヴィー・ワンダー、ホイットニー・ヒューストン…。もっと若い頃はジョージ・マイケルも好きでした。

Q.ダナのモットーは何ですか?自分だけのルール、またはこれだけは絶対守る、これだけは欠かさないことってありますか?
A.家族、友達と過ごす時間を大切に。心地よく過ごせる、優しい人たちに囲まれて生きていきたい。ただ、心地よいだけではいけないから、刺激も必要。結局はバランスね。

Q.これから、どんなことにチャレンジしたいですか?
A.バンドを率いたコンサートツアーにチャレンジすることが当面の目標。

Q.日本での公演の予定はありますか?早く日本に来てください。
A.ありがとう。必ずコンサートのために帰ってきます。来日はあくまで希望だけれども年内に実現したいと思っています。

Q.何人兄弟ですか?
A.兄と弟が1人ずつ。

Q.あなたの祖先はなに人?
A.母方はイギリス系。父方の遠い祖先はネイティヴ・アメリカンの血を引いています。

Q.あなたのユートピアとは?
A.不安がなく、周りから攻撃されることのない世界。

Q.私の夢はLAに行くことなんですけど、ダナは今もLAで活動してるんですよね?なんとなくLAに移り住んで、実際どんな印象を持ちました?住みやすい都市ですか?めちゃくちゃ個人的な質問でごめんなさい。
A.LAは私も気に入っているけれど、何かを目指してLAに行くなら結果が出るまでがんばることが大事。私が快適にLA暮らしを楽しんでいるのも努力が結果を生んだからこそ。あなたも是非トライして!!

Q.来日したら何かしたいことはありますか?日本に関することで好きなことは?(食べ物など)
A.日本についてはどういう感じなのか予想もつかなかったけれど、東京、大阪、名古屋と回って、どこでも親切にしてもらったのが何よりの思い出。食べ物はなまものが苦手で…。最後に天ぷらを食べたいとは思ってます。

Q.ダナさんの目には日本という国はどのように映っているのでしょうか、けっこう興味があります。日本をイメージした曲を聴いてみたいなぁなんて思ったりします。
A.日本の印象として強いのはとにかくみんなが優しくて温かいこと。笑顔は世界の共通語。お辞儀とか静かなしゃべり方とか、そういう日本人の物腰の柔らかさがとても好き。

Q.日本にライブに来る際、福岡にもきてくれますか?とっても気になります。
A.今回は福岡に行けなくて残念。でも、福岡のラジオの取材は受けたから聞いてもらえたといいんだけど。ツアーが実現したら、是非他の街にも行きたいと思っています。

Q.とにかくライブに行きたいです!ライブでもやっぱり自分でピアノを弾くんですか?
A.ライブはバンド編成で、できればバックコーラスもつけたい。ただピアノの弾き語りが私の原点でもあり、曲の生まれたときの姿を聴いてもらうためにも、それは続けていきたい。