全米で話題沸騰の“おバカ”ソング?ダベイビー「シュグ」が遂にTOP10入り!

2019.06.26 TOPICS

いつも笑顔のビジュアルとコミカルなミュージック・ビデオで急速に知名度を上げているノースカロライナ出身のラッパー、ダベイビーのシングル「シュグ」が今、全米で熱い注目を集めている。6月15日付の全米シングル・チャート(The Billboard Hot 100)で8位に上昇し遂にTOP10入りを果たした彼は、23歳で本格的に活動を始めて4年目という変わり種。3月にリリースしたメジャー第1弾アルバム『ベイビー・オン・ベイビー』からのリード曲「シュグ」は、ヒップホップ界の伝説的人物=マリオン・シュグ・ナイトの名前を冠した曲。なんでもダベイビーがこの曲を書いたのが26歳の時で、シュグ・ナイトがデスロウ・レコードを設立したのも26歳の時だったので、自分をシュグ・ナイトに見立てたようだ。この曲がウケているのは何と言ってもそのユーモア溢れるミュージックビデオ。郵便配達人とシュグ・ナイトのパロディという二役を演じる彼のコミカルな演技とダンスは必見。今年1月に公開された「ウォーカー・テキサス・レンジャー」のビデオでは実在した人気ドラマ『炎のテキサス・レンジャー』のパロディだったり、最新曲の「ベイビー・シッター feat. オフセット」ではビデオそのものが架空のテレビドラマ『THE FRESH PRINCE OF BEVERLY HILLS』という設定だったり、と毎回趣向を凝らしたミュージック・ビデオで人気急上昇のダベイビー。今後の活躍に乞うご期待!

◎シュグ・ナイトとは?
1991年にロサンゼルスに設立され、ドクター・ドレー、スヌープ・ドッグ、2パックなどが所属した伝説のレーベル、デス・ロウ・レコーズの総帥、マリオン・“シュグ”・ナイトのこと。90年代にはこのレーベルが中心となり所謂“ギャングスタ・ラップ”が音楽界を席巻、デス・ロウも大躍進を遂げるなど、間違いなくヒップホップ界の最重要人物の1人である。だが、映画『ストレート・アウタ・コンプトン』や『オール・アイズ・オン・ミー』でも描かれていたように、ダーティーで卑劣なやり口で常に黒い噂が絶えない彼は、2015年に起こした死亡ひき逃げ事件の運転過失致死傷罪により、2018年28年の実刑判決を受け現在服役中である。

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