【Eric Lu】2025年ショパンコンクール優勝者、エリック・ルー。歴史に刻まれたライヴ録音リリース決定!

第19回「ショパン国際ピアノ・コンクール」で見事優勝を果たしたエリック・ルーによる演奏のハイライトを収録したアルバムの発売が決定した。「ショパン:ワルツ 第7番 嬰ハ短調 作品64の2」が先行配信されている。
アメリカ出身のエリック・ルーは、前々回の第17回(2015)で17歳の若さで第4位に入賞し注目を集め、その後2018年に「リーズ国際ピアノ・コンクール」で優勝。そして10年ぶりとなる今回の出場で、見事第1位に輝いた。
「このような栄誉をいただき、本当に感謝しています。世界中のショパン愛好家の皆さん、ワルシャワの聴衆、そしてこの名誉を授けてくださった審査員の方々に心から感謝します。夢が叶いました」- エリック・ルー
アルバム『エリック・ルー 熱狂のショパン・コンクール・ライヴ2025』は、ドイツ・グラモフォンとフレデリック・ショパン研究所(2010年以来、同コンクールを主催)の継続的な協力関係のもとで制作される3作目であり、両者がショパンの音楽の卓越した解釈を広く紹介するという共通の理念を体現している。
「今年のショパン国際ピアノ・コンクールで栄えある優勝を果たしたエリック・ルーのライヴ録音をリリースできることを大変嬉しく思います。彼の演奏は、この数週間で世界中に新たなファンを獲得しました。今回のアルバムを通して、彼の深い洞察と力強さに満ちたショパン解釈を、さらに多くの人々に届けたいと思います。これまでの優勝者、1960年代のマウリツィオ・ポリーニから2021年のブルース・リウまでがそうであったように、コンクールの感動を永続的なピアニズムの遺産へと昇華させるものです。フレデリック・ショパン研究所との長年の協力関係を新たにできたことも、私たちにとって大きな喜びです」- クレメンス・トラウトマン博士(ドイツ・グラモフォン社長)
ドイツ・グラモフォンとフレデリック・ショパン研究所の協力は2015年に始まり、第17回コンクールの優勝者チョ・ソンジンのアルバムを即時リリースしたことに端を発する。そのデビュー録音(リサイタルおよびファイナルの演奏を収録)は母国・韓国のポップ・チャートでも1位を獲得し、2016年1月にドイツ・グラモフォンと専属契約を結んだ。
2021年の第18回大会ではカナダ出身のブルース・リウが優勝し、現在ドイツ・グラモフォン専属アーティストとして国際的に活躍している。
1927年に創設された「ショパン国際ピアノ・コンクール」は、1955年以降は(コロナ禍により1年延期となった第18回を除き)5年ごとに開催されている。世界国際音楽コンクール連盟の創設メンバーでもあり、その格式と水準は世界の音楽コンクールの指標とされている。
審査員も国際的に著名な音楽家が歴任しており、これまでにヴィルヘルム・バックハウス、アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリ、ナディア・ブーランジェ、ヴィトルト・ルトスワフスキ、クシシュトフ・ペンデレツキ、アルトゥール・ルービンシュタイン、カロル・シマノフスキらが名を連ねている。第19回大会の審査委員長は、アメリカのピアニスト、ガリック・オールソンが務めた。

■商品情報

『エリック・ルー 熱狂のショパン・コンクール・ライヴ2025』
発売日:2025年11月21日(金) ※国内盤 12月10日(水)
SHM-CD / UCCG-1906 / ¥3,300(税込)
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1. ワルツ 第7番 嬰ハ短調 作品64の2
2. 夜想曲 第7番 嬰ハ短調 作品27の1
3. マズルカ 第33番 ロ長調 作品56の1
4. マズルカ 第34番 ハ長調 作品56の2
5. マズルカ 第35番 ハ短調 作品56の3
6. 舟歌 嬰ヘ長調 作品60
7. ポロネーズ 第9番 変ロ長調 作品71の2
ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 作品58
8. 第1楽章:Allegro maestoso
9. 第2楽章:Scherzo. Molto vivace
10. 第3楽章:Largo
11. 第4楽章:Finale. Presto non tanto
録音:2025年10月 ワルシャワ・フィルハーモニー・ホール(ライヴ)
■来日公演
NHK交響楽団 12月定期公演 Cプログラム
2025年12月12日(金) NHKホール
2025年12月13日(土) NHKホール
https://www.nhkso.or.jp/news/20251021.html
ショパン国際ピアノ・コンクール2025「優勝者リサイタル」
2025年12月15日(月)東京オペラシティ コンサートホール
2025年12月16日(火)東京芸術劇場 コンサートホール
https://chopin.japanarts.jp/recital.html
群馬交響楽団 定期演奏会
2026年2月21日(土)高崎芸術劇場 大劇場
2026年2月22日(日)サントミューゼ上田市交流文化芸術センター
https://www.gunkyo.com/concerts/
エリック・ルー ピアノ・リサイタル
2026年2月23日(月)神奈川県立音楽堂
2026年2月25日(水)高崎芸術劇場 音楽ホール
2026年2月26日(木)浜離宮朝日ホール
2026年3月01日(日)京都コンサートホール アンサンブルホールムラタ
https://www.novellette-arts.com/eric-lu
■プロフィール

エリック・ルー / Eric Lu
1997年12月15日生まれ。カーティス音楽院卒業。
2018年リーズ国際ピアノコンクールで優勝。
これまでに、ボストン交響楽団、ロンドン交響楽団、シカゴ交響楽団、東京交響楽団、フィンランド放送交響楽団、上海交響楽団、そしてロサンゼルス・フィルハーモニック、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団、ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団、ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団ほかと共演。
ケルン・フィルハーモニー、クイーン・エリザベス・ホール、エルプ・フィルハーモニー、コンセルトヘボウ、ウィグモア・ホール、デーヴィス・シンフォニー・ホール、ワルシャワ・フィルハーモニー、ソウルの芸術の殿堂、ボザール・ブリュッセルなどでリサイタルを開催。ラ・ロック・ダンテロン、ワルシャワ、アスペン、ロサンゼルス、ドゥシュニキ、バルデモーサなどの音楽祭にも出演。
ワーナー・クラシックスより、シューベルト、ショパン、シューマン、ブラームスの作品を収録した2枚のアルバムをリリースしている。
■LINK
https://www.novellette-arts.com/eric-lu
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Photo by Wojciech Grzedzinski



