最後のスタジオ・アルバム、日本盤CDのリリースが決定

2021.01.29 TOPICS

昨年12月に配信先行リリースされた、故クリス・コーネルのアルバム『ノー・ワン・シングス・ライク・ユー・エニモア』の日本盤CDが、3月19日にリリースされることが発表となった。

『ノー・ワン・シングス・ライク・ユー・エニモア』は2016年に録音されたクリス・コーネル最後のスタジオ・アルバムであり、彼が大きな影響を受けた10曲のカヴァー・ヴァージョンが収録されている。クリス・コーネル本人が選曲し曲順を決定した。演奏はクリス・コーネルとブレンダン・オブライエンがすべて行い、オブライエンはプロデュースとミックスも担当した。

アルバムには、昨年7月20日クリスの誕生日にリリースされ初の全米メインストリーム・ロック・ソングス・チャート1位を獲得した、ガンズ・アンド・ローゼズ「ペイシェンス」のカヴァーの他、ジャニス・ジョプリンで有名な「愛は生きているうちに」、プリンス作の「愛の哀しみ」、ニルソン「ジャンプ・イントゥ・ザ・ファイアー」、エレクトリック・ライト・オーケストラ「ショウダウン」、ロレイン・エリスン「ステイ・ウィズ・ミー」などのカヴァーを収録。
演奏や歌唱の力強さはその大半が、ジョン・レノン「ウォッチング・ザ・ホイールズ」の場合のように、クリスが歌詞に共感するところから生まれている。クリスの妻ヴィッキー・コーネルは、ジョン・レノンが家族を第一に考えようと決め、生き方をガラリと変えようとする曲を、クリスは自分のことように感じたのだろうと話している。
この曲はリリック・ビデオがYouTubeで公開されている。

「ウォッチング・ザ・ホイールズ」(リリック・ビデオ)

 
『ノー・ワン・シングス・ライク・ユー・エニモア』 

2020年12月11日デジタル配信
2021年3月19日CD、LPリリース 

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