第67回グラミー賞にて主要4部門含む計6部門にノミネートされている、米ミズーリ州出身のシンガー・ソングライター、チャペル・ローンがイギリスの公共放送“BBC Sound of 2025”の第1位に選出された。 BBCによる「Sound of」は、2003年から始まり、過去にアデル、サム・スミス、ザ・ウィークエンド、デュア・リパ、近年ではルイス・キャパルディやビリー・アイリッシュなどの記録的ヒットを樹立してきたアーティストたちが数多く選出されているもの。イギリスで活動をするアーティストの多くがリスト入りを目指す歴史と栄誉を持つ新人リストであり、チャペルもデビュー・アルバム『The Rise and Fall of a Midwest Princess』が全英アルバム・チャートで1位を獲得している。
BBC Radio 1のニュー・ミュージックを紹介するフラッグシップ的な番組ホストとしても知られるジャック・サンダース氏は、チャペル・ローンの1位獲得について「チャペル・ローンほどこの栄誉にふさわしい人物はいない。彼女は過去12ヶ月で最もエキサイティングなアーティストであり、そして今、次の12ヶ月で最も注目されるアーティストとなる。」とコメントを寄せている。
チャペル・ローンは先日出演した米人気TV番組「Saturday Night Live」で未発表曲「The Giver」をサプライズ披露するなど、待望の新たな音楽プロジェクトの発表も徐々に示唆しており、その期待を高める要素としてイギリスの「 Reading and Leeds Festivals 」、スペインの「Primavera Sound」、ノルウェーの「Øya Festival」など世界有数の大型音楽フェスティバルへのヘッドライナー出演も決定している。